トヨタ2000GTは、日本が世界に誇る伝説的なスポーツカー。
1967年に登場してから半世紀以上経った今でも、クラシックカーの頂点として君臨しています。
でも正直、
「実際いくらだったの?」
とか
「今の相場ってどれくらい?」
って気になる人、多いですよね。
この記事では、新車価格・中古価格の推移・現在の相場・レプリカの値段・復活の噂まで、2000GTの価格にまつわる情報を網羅してお届けします!
トヨタ2000GTの新車価格と当時の価格推移

発売は1967年、価格は238万円!
トヨタ2000GTが誕生したのは1967年。
当時の新車価格は238万円でした。
当時の大卒初任給が約2万円だったらしいので…
今の感覚だと2000万円オーバーの感覚かも?
これは庶民には到底手が出ない高級車ですね。
当時の価格推移は?
年度 | 価格 |
---|---|
1967年 | 238万円(発売当初) |
1970年 | 約250万円(生産終了時) |
この数年間での価格変動はわずかですが、生産はたったの3年間・337台だけ。
この数字が今の超プレミア価格の原点です。
高価な理由は?
- 全車ハンドメイド製造
- ヤマハ製DOHC 直6エンジン(3M型)
- 世界のスポーツカーに対抗すべく開発された「トヨタの威信をかけた1台」
今見ると「え?この時代にこんなスペック?」と驚くような技術が投入されていたようです。
トヨタ2000GTの現在の中古価格推移と市場相場

時代ごとの価格推移
時代 | 価格帯 |
---|---|
1980年代 | 500〜1000万円 |
1990年代 | 2000〜4000万円 |
2000年代 | 5000〜7000万円 |
2010年代 | 1億円超え |
2020年代 | 1.5億〜2億円超えも! |
クラシックカー市場の高騰とともに、2000GTの価格も爆上がり。
2020年代に入ってからは1.5億円以上で落札された例も複数あり、もはや「資産」と言える存在です。
今の中古車市場相場は?
- オークション落札価格:1億5000万〜2億円
- 一般中古車市場:7000万〜1億5000万円
ちなみに、状態や履歴が「完全オリジナル」であるほど価格は高くなります。
現存台数はどれくらい?
- 生産台数:337台
- 現存推定数:約200台前後
ここまで少ないと「博物館級」と言われるのも納得です。
トヨタ2000GTのレプリカ価格とその推移は?

「1.5億円は無理だけど…見た目だけでも体験したい!」という方のために、レプリカ市場も存在します。
レプリカの価格帯
区分 | 価格帯 |
---|---|
新品レプリカ | 1500万〜3000万円 |
中古レプリカ | 800万〜1500万円 |
実際にレプリカを購入して乗っている人も増えているようで、街中でもたま〜に見かけることがあるかも?
本物との違い
- エンジンが異なる(本物はヤマハ製3Mエンジン)
- ボディ素材が違う(オリジナルはアルミ、レプリカはFRPが多い)
- 細部の作り込み(内装・メーター・エンブレムなど)に差がある

ちなみに僕は、一部のレプリカは本物より整備性が良くて実用的って話も聞きました。
ロッキーオートの2000GTレプリカの価格と仕様
レプリカ界隈で有名なのが**「ロッキーオート」**。
- 価格:2000万円前後
- 搭載エンジン:トヨタの直列6気筒(1JZなど)
- 見た目はかなり本物に近い
この精度の高さで「走って楽しい・見た目も美しい」と評判。
さすがに高いけど、本物と比べれば現実的な価格かもしれません。
トヨタ2000GTの復活の可能性と価格予想

復刻モデルの噂は?
過去に何度か「トヨタが2000GTを復活させる?」という噂は流れましたが、公式には発表されていません。
ただ、以下の動きから復刻の可能性はゼロじゃないかも?
- GRスープラの復活成功
- ヘリテージプロジェクト(旧車の再生)をトヨタが進めている
- EV時代の流れを取り入れた“ネオクラシック”カーの構想
もし復活したら価格はいくら?
- 復刻モデルが出た場合は1000万円以上の可能性が高い
- EV化すればさらにコストアップもあり得る
「EV版2000GT」とか出たら、個人的にはめちゃくちゃ気になります。
まとめ:トヨタ2000GTの価格推移と今後の動向
✅ 1967年の新車価格は238万円(当時の初任給の約10倍)
✅ 現在の相場は7000万円〜2億円以上(オークションでは1.5億超えが普通)
✅ 生産台数337台・現存約200台前後という超希少車
✅ レプリカは800万円〜3000万円前後で購入可能
✅ トヨタ公式の復活モデルは未発表だが、将来的なEV化も期待される
最後に:2000GTって、やっぱり別格。
この記事を書くためにいろいろ調べてみたけど、正直「欲しい」というより「拝みたい」レベルの車でした(笑)
ただ、レプリカの世界もなかなか奥深くて、ちゃんとしたメーカーが手がけるレプリカは、十分所有する価値があるなと感じました。
仮に今後、新型2000GTが復活したら、それもまた大きな話題になりそうですね!