シビックSB1は、日本国内仕様と北米仕様で外装・安全装備・排ガス対策・メーター表記・バンパー規格など多くの相違点を持っています。
どちらも同じ“初代シビック”ですが、販売地域ごとに異なる法規・ユーザー需要を満たすため仕様変更が行われており、中古車・レストア市場でも混在していることが少なくありません。
購入前に両者の違いを理解しておくことで、部品調達の難易度・維持費・レストア計画を大きく左右します。
特に北米仕様は1970年代の厳しい排ガス規制(マスキー法)に対応する必要があったため、エンジン周りの補機類が大きく異なり、構造が複雑な個体が多いことが特徴です。
また、北米の安全基準に合わせてバンパーが大型化している個体も多く、国内仕様とは外観の印象も異なります。
一方、国内仕様は軽量でシンプルな構造を保っており、古いホンダ車本来の軽快さを感じやすいのが魅力です。
この記事では、両仕様の外装・内装・エンジン・排ガス装置・安全装備・部品の互換性まで、実用視点で深掘りしながら比較します。
「どちらが維持しやすいのか」「どちらが乗り味に優れるのか」など、購入判断に直結する視点で徹底的に整理していきます。
Contents
外装・安全装備の違い

地域ごとの法規・衝突基準が大きく異なるため、SB1の国内仕様と北米仕様では、外観の印象がはっきり変わります。
特に1970年代の北米は“5マイルバンパー規制”を始めとする安全基準が強化されていたため、その対応が外装に顕著に表れています。
バンパーの違い
国内仕様
- 小型で軽量なメッキバンパー
- 車体との一体感があり、軽快な印象
- バンパー重量が軽く走行フィールに好影響
北米仕様
- 安全基準に合わせた“大型バンパー”を装着する個体が多い
- 衝撃吸収を目的とした構造のため重量増
- 外観はやや無骨でワイドに見える
ライト・ウインカーの違い
国内仕様
- 日本の保安基準に合わせた灯火類
- レンズ形状・色味が国内向け
北米仕様
- DOT規格対応のライトを採用
- サイドマーカーが追加される(※年式・市場差あり/不明点は不明)
- ウインカーやレンズ色が異なるケースあり
外観全体の雰囲気の違い
| 項目 | 国内仕様 | 北米仕様 |
|---|---|---|
| バンパー | 小型・軽量 | 大型・重量増 |
| サイドマーカー | 無し | 有り(多くの個体) |
| ライト規格 | 国内保安基準 | DOT規格 |
| 外観の印象 | 軽快・クラシック | ワイド・力強い |
北米仕様は法規対応のため、どうしても全体的に“重厚寄り”の見た目になる傾向があります。
要点まとめ
- 国内仕様は軽量でクラシック、北米仕様は安全基準に伴い外装が大型化。
- 北米仕様はサイドマーカーやDOT仕様ライトなど灯火類が異なる。
- バンパーの違いが走行フィールにまで影響する。
- 外装パーツは国内用/北米用で互換性が低いものが多い。
国内仕様の軽快な見た目はやっぱり魅力的で、初代らしいバランスを感じます。
北米仕様は少し無骨ですが、“味”として好む人も多い印象です。
内装・表示類の違い

国内仕様と北米仕様の違いは、外装だけでなく室内の“見る・操作する”部分にもはっきり表れています。
とくにメーター表示やスイッチ類は、地域ごとの規格や使用環境に合わせて変更されており、購入後の使い勝手にも影響します。
メーター表記の違い
国内仕様
- スピードメーターは km/h 表記
- シンプルなレイアウトで視認性が高い
- 警告灯の数は最低限
- タコメーター付き/無しのグレード差が明確
北米仕様
- スピードメーターは mph 表記(内側に km/h が併記される個体もある)
- 法規対応のため警告灯が追加される場合がある
- 速度表示域が広く、全体的に指針の動きが異なる印象
- タコメーター有無は国内仕様と似た構成だが細かな意匠差あり
スイッチ・操作系の違い
国内仕様
- シンプルで小型のスイッチ構成
- 日本の使用環境に合わせた操作配列
- 表示ラベルも日本向け表記
北米仕様
- 一部操作スイッチが大型化
- 表示ラベルが英語・北米規格に準拠
- ヘッドライトスイッチやハザード位置が異なる個体あり
北米仕様は“誰でも直感的に操作できること”を重視したデザインが採用される傾向があります。
シート・内装素材の違い
国内仕様
- 素材がシンプルで軽量
- 断熱材は最小限
- 経年劣化しやすいが、軽快な雰囲気を維持
北米仕様
- 内張り素材が厚く、耐久性が高いものがある
- 長距離移動を想定したクッション構成の個体も存在
- 市場差が大きいため一部は「不明」扱い
表示・内装全体の印象比較表
| 項目 | 国内仕様 | 北米仕様 |
|---|---|---|
| メーター表記 | km/h | mph(併記あり) |
| 警告灯 | 最小限 | 追加される場合あり |
| スイッチ類 | 小型・シンプル | 大型・表記が英語 |
| 内装素材 | 軽量・簡素 | 市場により厚みが増すことあり |
| 使用感 | 素朴・軽快 | 実用性・視認性がやや向上 |
要点まとめ
- メーターは km/h(国内)と mph(北米)で明確に差がある。
- 北米仕様は警告灯・スイッチ類が大きく、表記も英語化。
- 内装素材は北米仕様の方が厚めで耐久性が高い個体が多い。
- 室内の雰囲気は国内仕様が“軽快”、北米仕様は“実用寄り”。
国内仕様の素朴なメーター周りは初代らしい雰囲気がありますし、北米仕様の英語表記はそれはそれで魅力的に映ることがあります。
どちらも違った良さがあると感じますね。
エンジン・排ガス規制の違い

国内仕様と北米仕様のSB1は、排ガス規制の厳しさの違いによってエンジンまわりの構成が大きく異なります。
特に1970年代の北米は「マスキー法」をはじめとする非常に厳しい環境基準が導入されたため、国内仕様とは比べ物にならないほど複雑な排ガス対策が施されました。
この違いは整備性・維持費・乗り味にも影響します。
排ガス対策装置の違い
国内仕様
- 排ガス規制は北米ほど厳しくなかったため装備は比較的シンプル
- 触媒が無い、もしくは簡易な装備が中心
- ホース類が少なくメンテナンスしやすい
- 部品点数が少ないため劣化トラブルも発生しにくい
北米仕様
- 排ガス規制対応のため、補機類が大幅に増加
- EGR装置、チャコールキャニスター、大量の負圧ホース等が追加
- 複雑な制御のためホース劣化や負圧漏れトラブルが起きやすい
- エンジンルームが過密になり整備性が低下
結果として北米仕様の整備は「国内より手がかかる」傾向があります。
キャブレターの違い
国内仕様
- シンプルな1キャブ構成
- 調整が容易で、個体差の吸収がしやすい
- アイドリングの安定化も比較的容易
北米仕様
- 排ガス規制対応のため、複雑な制御を含むキャブ構成
- 付帯装置が多く、オーバーホール時の作業量が増える
- 負圧ラインの劣化が原因で不調が出るケースが多い
エンジンフィーリングの違い
国内仕様
- 吹け上がりが軽く、素直なレスポンス
- 軽量な構成のため“走りの軽快さ”を感じやすい
- 年式の割に扱いやすいフィーリング
北米仕様
- 排ガス装置により吹け上がりが重く感じられる個体が多い
- 重量増の影響でレスポンスがやや鈍い場合がある
- しかし北米仕様らしい“トルク感”がある個体も存在
エンジン構成の比較表
| 項目 | 国内仕様 | 北米仕様 |
|---|---|---|
| 排ガス装置 | シンプル | 多数の補機類 |
| キャブレター | 単純・調整しやすい | 複雑・調整箇所が多い |
| 負圧ホース | 少ない | 多い |
| 整備性 | 良い | やや低い |
| フィーリング | 軽快 | 重厚だが鈍さが出ることも |
メンテナンス性の違い
国内仕様
- 構造が簡単で整備しやすい
- 部品交換・調整の作業時間が短い
- 古いキャブ車入門として扱いやすい
北米仕様
- 補機類が多く整備スペースが狭い
- ホースや装置の劣化チェックが必須
- 排ガス装置の動作不良が不調の原因になりやすい
要点まとめ
- 国内仕様は排ガス対策が簡素で、軽快かつ整備が容易。
- 北米仕様は規制対応のため補機類が多く、整備が難しく不調の原因が複雑化しやすい。
- キャブレター構成の違いが、走りの軽快さに大きく影響する。
- “軽さと素直さを求めるなら国内”“資料価値・当時の北米仕様を味わいたいならUS”という選択軸になる。
国内仕様のエンジンは本当に軽快な印象で、古いホンダ車らしい素直さを感じます。
一方で北米仕様は複雑ながらも独特の存在感があって、好みによって惹かれる部分が違ってきますね。
走行性能・乗り味の違い

国内仕様と北米仕様は、同じ「SB1」という枠の中にありながら、走行フィールに明確な差があります。
これは排ガス装置の有無だけでなく、バンパー重量、安全規格、サスペンション仕様などに起因します。
“同じ車なのに乗り味が結構違う”と言われる理由を整理します。
加速・レスポンスの違い
国内仕様
- 車重が軽く、エンジンの吹け上がりが素直
- キャブの構造が簡単でレスポンスが鋭い個体が多い
- “軽快な初代シビックらしさ”を最も感じられる仕様
北米仕様
- 排ガス対策装置やバンパー大型化により重量増
- 補機類による抵抗の増加でレスポンスが鈍く感じやすい
- 低回転域のトルク感は安定している個体もある
乗り心地・サスペンションの違い
国内仕様
- ショック・スプリングが軽量車体に合わせたバランス
- 段差の処理は軽快だが、揺すられ感も出やすい
- 市街地やワインディングでの軽快さが際立つ
北米仕様
- 規制対応の影響で車重増、サスペンションの動きが重め
- 乗り心地は“どっしり感”が強くなる傾向
- 段差の収まりは国内仕様より緩やか
高速安定性の違い
国内仕様
- 軽快だが横風に弱い場合がある
- 車体重量の軽さが影響して挙動が敏感
北米仕様
- 重量増により直進安定性が高い個体が多い
- 車体の落ち着きが国内仕様より強め
高速巡航は北米仕様のほうが“安定している”と感じる人が多い傾向です。
ブレーキフィーリングの違い
国内仕様
- 軽量なためブレーキの効きが素直に出やすい
- 装備はシンプルだが扱いやすい
- ペダルフィールは軽め
北米仕様
- 車重増のためブレーキへの負荷が高め
- フィーリングは重厚寄り
- 効き方が国内より“マイルド”に感じられる場合もある
走行フィールの印象比較表
| 項目 | 国内仕様 | 北米仕様 |
|---|---|---|
| 加速・レスポンス | 軽快・鋭い | 落ち着き・重厚 |
| 段差の処理 | 軽快だが揺すられ感あり | ゆったり、マイルド |
| 高速安定性 | △(敏感) | ○(安定) |
| ブレーキ感覚 | 軽い・素直 | 重め・マイルド |
| 総合印象 | 俊敏・素朴 | 落ち着き・安定 |
要点まとめ
- 国内仕様は“軽快で素直な初代シビックの走り”が最も楽しめる仕様。
- 北米仕様は重量増が影響し、レスポンスは鈍いが直進安定性が優れている。
- 市街地・峠なら国内仕様、高速長距離なら北米仕様という棲み分けがある。
- フィーリングの差は、排ガス装置とバンパー重量が大きな要因。
国内仕様の軽快さが好きという声は多く、初代らしさを求める人に刺さる印象です。
一方で北米仕様の落ち着いた走りは独特で、ゆったり乗る人には非常に魅力的に映ります。
部品互換性と維持難易度の違い

国内仕様と北米仕様では、外装・排ガス装置・灯火類・メーター周りなどが異なるため、互換性の有無がレストアの難易度や維持費に直結します。
ここでは共通部品・専用品・注意点を整理しつつ、維持のしやすさを具体的に比較します。
外装部品の互換性
国内仕様 → 北米仕様に流用が難しい部位
- バンパー(大型化した北米仕様とは取付形状が異なる)
- DOT仕様のヘッドライト・サイドマーカー
- 北米専用フェンダーの灯火穴周り
北米仕様の外装は、規格対応による専用設計が多いため、国内パーツとの互換性が低い部分が目立ちます。
北米仕様 → 国内仕様に流用が難しい部位
- 国内ライトハウジング(取付部の形状差)
- 小型バンパー(固定位置が異なる)
- ウインカー形状
外装は“地域専用品”が多いため、中古市場で入手する際は仕様確認が必須となります。
内装・メーター周りの互換性
比較的互換性がある部位
- ダッシュボード本体
- シートレール
- 内張りの多く(ドア部など)
- ペダル・ハンドル等の機械部品
同じSB1系として基本構造は共通しており、内装骨格はほぼ流用可能です。
互換性に注意が必要な部位
- メーター(km/h ←→ mph の違い)
- 警告灯・表示ラベル(国内と北米で仕様差)
- 一部スイッチ類(大型化・意匠差)
メーターの変換には一部部品交換や加工が必要な場合があります。
エンジン・排ガス装置の互換性
国内仕様
- 排ガス装置が少なく構造がシンプル
- キャブ・点火系など主要部は汎用性が高い
- 国内向けパーツが多くリプロ化もされやすい
北米仕様
- EGR・チャコールキャニスター・バキューム配管など専用部品が多い
- 排ガス装置の欠品があると国内仕様への“簡易コンバート”が必要
- 補機類の互換性は低め
北米仕様の排ガス部品は中古市場で状態が悪いものも多く、維持難易度が国内より高いと感じる場面が増えます。
駆動系・足回りの互換性
共通している部位(互換性○)
- サスペンションアーム類
- ブレーキキャリパー/ホイールシリンダー
- ハブ・ベアリング
- ステアリングラック
基本構造は共通なので、走行系は比較的困らない部類です。
市場差で変わる可能性がある部位(不明扱い)
- ショックアブソーバー設定
- スプリングレート
- 一部のブレーキホース取り回し
市場差・グレード差があるため断定は「不明」です。
入手性・維持難易度の比較
| 部品区分 | 国内仕様 | 北米仕様 |
|---|---|---|
| 外装 | ○(市場在庫あり) | △(専用品が多い) |
| 内装 | ○ | ○ |
| 排ガス関連 | ○(シンプル) | ×(複雑で欠品多い) |
| メーター類 | ○(km/h) | △(mphが国内では流通少なめ) |
| 維持全体 | ◎(扱いやすい) | △(配管や補機類の管理が必須) |
維持で困りやすいポイント
国内仕様
- 大きなクセは少ない
- 錆・経年劣化が主な課題
北米仕様
- 排ガス装置の負圧漏れが不調の原因になりやすい
- 補機類が多いため、部品一点欠品で整備が止まるケースあり
- 灯火類の規格が日本と異なるため、車検で注意が必要(※法規は年式・地域で異なるため最終確認必須)
要点まとめ
- 外装・排ガス装置は国内/北米で専用品が多く互換性が低い。
- 内装と駆動系は比較的共通しており流用しやすい。
- 維持コストは国内仕様が低く、北米仕様は“装備の複雑さ”で費用が増えやすい。
- 北米仕様特有の装備がコンディションの差として現れやすい点に注意。
国内仕様は扱いやすく、部品入手も比較的スムーズな印象があります。
北米仕様は少し手がかかる分、独特の存在感と希少性が魅力という声も聞きます。
どちらを選ぶべきか(ユーザー像別)

国内仕様と北米仕様は、構造・規格・走り・維持難易度まで大きく性格が異なるため、「どちらが良い」というより どのようにSB1と付き合いたいか で選択が変わります。
ここでは、実際のユーザー像に合わせて最適な選び方を整理します。
日常使用・扱いやすさを重視するなら?
国内仕様
- 車重が軽く、街中での走りが軽快
- 排ガス装置がシンプルで整備性が高い
- 部品調達が国内市場で完結しやすい
- 車検や法規対応がスムーズ
国内仕様は「初代シビックを気軽に楽しみたい」「整備しながら日常的にも乗りたい」人に向いています。
とにかく扱いやすい点が大きなメリットです。
長距離巡航・高速安定性を重視するなら?
北米仕様
- 車重が増えることで直進安定性が高い
- 乗り味がマイルドで長距離向き
- 海外仕様ならではの存在感
高速中心のスタイルなら、北米仕様の“どっしり感”が魅力的に映ることがあります。
整備性・レストア難易度で選ぶなら?
国内仕様
- 整備性が良く、構造が単純
- 排ガス装置や補機の少なさでトラブル原因が限られる
- 初めてのキャブ車・旧車にも向く
北米仕様
- 装備が複雑で整備は難易度が上がる
- 劣化した排ガス装置が不調原因になりやすい
- 専用品が多いため部品調達の手間が増える
整備環境やメカニックの知識がある人でない限り、北米仕様はハードルが高くなります。
“旧車らしさ”を最大限感じたいなら?
国内仕様
- 素朴で軽快な走行フィール
- 初代シビック本来のキャラクターを感じやすい
- 見た目も軽快でクラシック感が強い
北米仕様も魅力はありますが、“原点のSB1らしさ”という点では国内仕様が優勢です。
希少性・個性で選ぶなら?
北米仕様
- 日本国内では数が少なく、目立ちやすい
- 海外仕様らしい英語表記やDOTライトが個性的
- “人と違うSB1”を求める人には刺さる
北米仕様は少し手はかかりますが、その分“所有する楽しさ”が大きい仕様です。
初心者におすすめなのは?
基本的には 国内仕様 です。
理由
- 整備性が良い
- 部品調達が容易
- トラブル原因が分かりやすい
- 走りが軽快で扱いやすい
旧車経験が少ない人に北米仕様はかなり負担が大きく、メンテナンス費もかさみやすい傾向があります。
購入判断の簡易フローチャート
| 質問 | YES | NO |
|---|---|---|
| 整備経験は多い? | → 北米仕様も選択可 | → 国内仕様 |
| 日常使用する? | → 国内仕様 | → どちらでもOK |
| 走りは軽快さ重視? | → 国内仕様 | → 北米仕様 |
| 個性や希少性を求める? | → 北米仕様 | → 国内仕様 |
| 部品調達の手間を避けたい? | → 国内仕様 | → 北米仕様も可 |
要点まとめ
- 国内仕様は軽快な走り・整備性・部品調達性の高さで“扱いやすさ特化”。
- 北米仕様は直進安定性や個性が魅力だが、整備難度と維持費が高くなる傾向。
- 旧車初心者や日常使用は国内仕様、希少性・存在感を求めるなら北米仕様が適する。
- どちらも“初代シビックの魅力”を持ちながら違うキャラクターを楽しめる。
国内仕様の軽さと素直さはやっぱり魅力的で、普段の街乗りでも気持ちよく走れる印象です。
北米仕様は独特の雰囲気と存在感があって、じっくり付き合いたくなる仕様ですね。
FAQ(実際の購入検討者が気にしやすい“リアル補足型”)

Q1. 国内仕様と北米仕様で維持費はどれくらい違いますか?
大きな差はありませんが、北米仕様は排ガス装置や専用品が多いため整備費が上がりやすい傾向があります。
国内仕様のほうが総合的には維持しやすいです。
Q2. 北米仕様を日本で車検に通すのは難しい?
基本的には問題なく通りますが、灯火類(DOT規格)やサイドマーカーの扱いが年式・地域で異なるため、事前確認が必要です。
法規は地域差があるため最終確認は必須。
Q3. 北米仕様の排ガス装置が欠品していたらどうすればいい?
純正部品の入手は難しいため、国内仕様の構成へ簡易コンバートするケースが一般的です。
補機類の欠品で“動かない”個体もあるため、購入前に必ず状態確認が必要です。
Q4. 国内仕様と北米仕様で走りの違いはすぐ分かる?
多くの人が “国内=軽快/北米=落ち着き” と感じます。
レスポンスや段差の収まり方は特に違いが出やすいポイントです。
Q5. リセールバリューはどちらが高い?
市場の安定性では国内仕様が有利です。
ただし北米仕様は希少性が高いため、好む層には高く評価されることがあります。
個体差・状態が最重要です。
Q6. 初心者が選ぶならどちら?
圧倒的に 国内仕様 です。
整備性・部品調達・トラブル管理のしやすさでメリットが大きいためです。
Q7. 北米仕様の排ガス装置はすべて必要?
年式・地域により仕様差が大きいので一部は「不明」扱いですが、欠品していると動作に影響する場合があるため、基本的には揃っている個体を選ぶのが安全です。
Q8. 外装パーツは国内/北米で互換性がありますか?
バンパー・ライト・サイドマーカーなどはほぼ専用品と考えた方が良いです。
互換性が低いため間違えて購入すると取り付かないケースがあります。
Q9. 国内仕様の方が軽快と言われるのはなぜ?
排ガス装置が少なく車重が軽いこと、補機類の抵抗が少ないこと、バンパーがコンパクトなことなど、複数の要因が加わって“軽快さ”が出ています。
Q10. どちらが長く乗れる?
整備環境と個体差によりますが、総合的な扱いやすさは国内仕様です。
北米仕様は補機類の管理が必要なため、長く乗るには一定の知識と整備体制が求められます。
まとめ
シビックSB1の国内仕様と北米仕様は、多くの部位が共通している一方で、排ガス装置・灯火類・バンパー規格などの影響で性格が大きく異なります。
国内仕様は軽快さと扱いやすさが際立ち、初代シビック本来の素直な乗り味を楽しめる点が大きな魅力。
整備性も高く、部品調達も国内市場で完結しやすいため、日常使用と旧車趣味のバランスが非常に優れています。
北米仕様は安全基準や排ガス規制への対応によって複雑な装備が追加されていますが、そのぶん独特の存在感があります。
直進安定性が高く、灯火類の意匠や英語表記のメーターなど、海外仕様ならではの“味”が強い点が魅力。
ただし、排ガス装置や専用品の維持が難しく、整備ハードルは国内仕様よりも高くなります。
どちらを選ぶべきかは、使用スタイルと価値観によって明確に分かれます。
扱いやすさと軽快さを求めるなら国内仕様、個性と希少性を求めるなら北米仕様。
いずれも初代シビックという名車の魅力をしっかり備えており、それぞれに異なる楽しみ方がありますよね。
参考リンク
ホンダ 1973年 シビック(SB1)カタログ
https://www.honda.co.jp/
ホンダ 北米仕様 シビック 1970s 資料
https://www.honda.co.jp/
国立国会図書館デジタルコレクション:ホンダ シビック 資料
https://dl.ndl.go.jp/
