プレリュード BA5 を購入・維持まで真剣に考えるなら、「前期/後期」を曖昧にしたまま探すのは危険です。
同じBA5でも、年式の境目で内外装や装備の考え方が変わり、探すべき部品や修理の前提が変わることがあります。
特に3代目は1989年にマイナーチェンジが行われ、外観の印象だけでなく、装備体系(TCV搭載車の追加、派生モデルinxの設定など)にも動きが出ました。
とはいえ旧車の現場では、後年の交換部品や事故修理で「見た目だけ後期」「中身は前期」になっている個体もあり得ます。
この記事では、ホンダ公式発表を基準に前期/後期の境目を明確化し、外観・室内・装備・書類(型式/初度登録/モデル月)という複数ルートで、誤判定しにくい見分け方を整理します。
Contents
【結論】前期・後期の境目はいつ?(公式発表ベースで定義)

プレリュード(3代目)は、ホンダが 1989年11月21日に「マイナーチェンジ」 を公式発表しています。
したがって本記事では、まずこの日付(発表)を一次基準に「前期/後期」を定義します。
ただし旧車では「発表日」と「発売日」「生産の切り替え月」「初度登録(車検証の最初の登録)」がズレることがあります。
見分け方では、“見た目だけ”では確定しない ルールを最初に置きます。
前期/後期の定義(このシリーズの記事内の取り扱い)
| 呼び方 | 基準 | 具体的な考え方 |
|---|---|---|
| 前期 | 1989年11月21日のマイナーチェンジ発表より前 | マイナーチェンジ前の仕様体系を基本にする |
| 後期 | 1989年11月21日のマイナーチェンジ発表以降 | 公式に「TCV搭載車追加」「inx追加」「SRS設定」等が示された以降を基本にする |
ここで重要なのが、BA5=同じでも中身が同一とは限らない という点です。
GAZOOのカタログ情報(モデル月表記)でも、1989年12月の改変を境にグレードや体系が整理されていることが読み取れます。
つまり、前期/後期を語るときは「型式(BA5)だけで短絡しない」必要があります。
公式発表から読み取れる“後期化”の核(確定できる範囲)
ホンダ公式ニュースリリースでは、マイナーチェンジの要点として次が明記されています。
- 内外装をよりスポーティに(=意匠変更が入ることは確定)
- TCVシステム搭載車を追加(装備体系の変化が確定)
- 「プレリュード inx(インクス)」を新設定(異形ヘッドライト採用・落ち着いた雰囲気の内外装)
- SRSエアバッグシステム搭載車を設定(安全装備の体系が動く)
この段階で言えるのは、「後期は○○が絶対こうなった」と外観パーツ単体で断定することではなく、公式に“追加・変更の方向性”が示された という事実です。
外観の具体的な違い(バンパー形状、ランプ意匠など)を“見分け方”として使うには、次の章で 複数の確認ルート(外観+室内+書類) をセットにして、交換部品の可能性を織り込む必要があります。
まず最初にやるべき「誤判定しないための確認順」
前期/後期の判定を、いきなり外観から入ると事故修理や換装で崩れます。
おすすめの順序は以下です。
| 優先度 | 何を見る | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 車検証:初度登録年月 | 年式帯の当たりを付けやすい(ただし“発表/発売”とズレることはある) |
| 2 | モデル月(カタログ上の区分) | モデル体系の切替が読み取れる |
| 3 | 装備体系:TCV / inx / SRSの文脈 | “後期側の特徴”が装備に現れやすい |
| 4 | 外観・室内の意匠 | 最後に照合する(換装リスクがあるため) |
※「車体番号のどこを見れば製造月が分かるか」等は、地域・書類の残り方・個体差で変わり、一次情報で一般化できないため 不明 とします(ここを断定すると危険です)。
要点まとめ
- 前期/後期の境目は、ホンダ公式の 1989年11月21日マイナーチェンジ発表 を一次基準に定義する
- 後期側では TCV搭載車追加/inx追加/SRS設定 など、装備体系が動いたことが確定
- 「外観だけ」での断定は、交換部品・修理歴で崩れるため避ける
- 判定は 書類→モデル月→装備→外観・室内 の順で誤判定を減らす
同じBA5でも、時代の切り替わりを境に“作り手が何を足したかったのか”が変わってくるのが面白いですね。
プレリュードは、見た目の華やかさだけでなく、当時の技術欲も詰まっている感じがします。
外観で見分ける:バンパー/ランプ/モールのチェック表

プレリュード BA5 の前期・後期を見分ける際、最も分かりやすく、かつ誤判定しやすいのが外観です。
理由は単純で、外装部品は交換されやすい からです。
事故修理や好みの変更によって、前期に後期パーツが装着されている個体、あるいはその逆も珍しくありません。
したがって外観は「単独で確定させる材料」ではなく、「他の要素と照合する材料」として使うのが正解です。
フロントまわりの違い
前期・後期で最も注目されるのがフロントバンパー周辺です。
公式発表では「よりスポーティな内外装へ変更」とされており、細部意匠に手が入っています。
ただし形状の差は劇的ではなく、知らないと見逃すレベル です。
| 部位 | 前期の傾向 | 後期の傾向 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| フロントバンパー | 比較的シンプル | 意匠が整理される | 後期バンパー移植例あり |
| 開口部 | 控えめ | やや強調 | 年式断定は不可 |
| モール | 細身 | 印象が整理 | 塗装・交換注意 |
※ここで言えるのは「後期はスポーティ志向に寄せた」という方向性であり、単体差分の断定ではありません。
リトラクタブルヘッドライト周辺
BA5全体としてリトラクタブルヘッドライト自体は共通ですが、周辺の意匠(ベゼル・収まり) に差が出る場合があります。
ただし、これも補修や調整で変わりやすく、確定材料にはなりません。
リアまわりの違い
リアは前期・後期での差が分かりにくい部位です。
テールランプの基本構成は共通しており、色味やレンズの細かな仕様差は資料上での確認が難しいため、ここでの断定は避けるべき です。
リアエンブレムについても、年式・グレード・交換歴が絡むため、補助情報として扱います。
inx(インクス)との混同に注意
後期に追加された「プレリュード inx」は、異形ヘッドライト を持つ派生モデルです。
これを通常の後期BA5と混同すると、判定を誤ります。
| 項目 | 通常BA5 | inx |
|---|---|---|
| ヘッドライト | リトラクタブル | 異形固定 |
| 雰囲気 | スポーティ | 落ち着き志向 |
| 判定 | 前期/後期判定対象 | 別系統 |
inxは「後期に追加された別系統」と考えるのが安全です。
外観チェックの正しい使い方
外観は便利ですが、最後に使う のが鉄則です。
正しい順序は以下です。
- 書類(初度登録・年式帯)
- 装備体系(TCV/SRS/inxの文脈)
- 室内意匠
- 外観(最終照合)
この順を守ることで、「後期顔前期」などの誤判定を大きく減らせます。
要点まとめ
- 外観は最も分かりやすく、最も誤判定しやすい
- バンパーやモールは交換前提で考える
- inxは前期/後期判定とは別枠
- 外観は“最後の照合材料”として使う
- 単体での断定は避ける
プレリュード BA5 は、時代の途中で少しずつ磨かれていった印象があります。
外観の差も「激変」ではなく、「整えた」程度なのが、かえってこの車らしいですね。
室内で見分ける:スイッチ類・意匠変更の見方

プレリュード BA5 の前期・後期判定において、室内(インテリア)は外観より信頼度が高い 手掛かりになります。
理由は、外装と比べて室内パーツは事故修理や好みで交換されにくく、当時の仕様が残りやすいからです。
それでも年数相応の交換例はあるため、ここでも「単独で断定しない」姿勢は必要です。
インパネ周辺の意匠変化
前期・後期で最も分かりやすいのは、インストルメントパネル周辺の整理度 です。
後期では、操作系の配置や表示の考え方が整理され、全体の印象がやや引き締まります。
これは公式発表で示された「内外装のリフレッシュ」という方針と整合します。
| 項目 | 前期の傾向 | 後期の傾向 | 判定の注意点 |
|---|---|---|---|
| インパネ意匠 | 情報量が多い | 整理された印象 | グレード差あり |
| スイッチ配置 | 機能優先 | 操作性配慮 | 交換の可能性 |
| 表示類 | アナログ感 | 洗練 | 年式断定不可 |
ここで重要なのは、「デザインが変わった」という断定ではなく、“整理の方向性が変わった” と捉えることです。
ステアリング・メーターまわり
ステアリングホイールやメーターパネルは、比較的年式差が出やすい部分ですが、同時に交換率も高い 部位です。
特にステアリングは社外品や他グレード流用が多いため、年式判定の主材料には向きません。
メーターについても、後年の故障修理でユニット交換されているケースがあり、オドメーター表示や意匠だけでの判断は危険 です。
センターコンソールと操作系
センターコンソール周辺は、前期・後期で細かな意匠の整え方 に違いが出る傾向があります。
エアコン操作部やオーディオ周辺のレイアウトは、後期のほうが視認性・操作性を意識した印象になります。
ただし、オーディオは交換前提と考え、周囲のトリム形状を観察するのがポイントです。
エアバッグ(SRS)表示の扱い
後期ではSRSエアバッグ搭載車が設定されています。
したがって、SRS表示の有無 は後期側を示す重要な補助材料になります。
ただし注意点として、
- 全ての後期がSRS搭載ではない
- 後年の修理で表示部品が変更されている可能性
があるため、これも「確定」ではなく「後期寄り材料」として扱います。
室内判定の正しい使い方
室内要素は、外観より信頼でき、書類より補助的 な位置付けが適切です。
おすすめの扱い方は次の通りです。
| 判定材料 | 役割 |
|---|---|
| 書類 | 基準 |
| 装備体系 | 補強 |
| 室内意匠 | 実物確認 |
| 外観 | 最終照合 |
要点まとめ
- 室内は外観より信頼度が高い
- 後期は操作系の整理が進んでいる
- ステアリング・メーターは交換例が多い
- SRS表示は後期寄り材料
- 単体断定は避け、照合に使う
室内を見ていると、BA5が「どう使われるか」を真剣に考えられていた車だと分かります。
前期から後期への変化も、派手さより使いやすさを意識した進化だったように感じますね。
装備で見分ける:TCV・ABS・4WSの“付き方”に注意
プレリュード BA5 の前期・後期判定で、もっとも論理的に整理しやすいのが装備体系 です。
外観や室内は交換や補修でブレやすい一方、装備は「当時の設定思想」が色濃く残ります。
ただし、ここでも重要なのは “有無だけで断定しない” ことです。
TCV(トルク・コントロール・バルブ)の扱い
後期での大きなトピックが TCV搭載車の追加 です。
TCVは、吸気制御によって低中速域の扱いやすさを狙った機構で、公式に「追加設定」として示されています。
したがって、
- TCV搭載=後期寄りの強い材料
- TCV非搭載=前期とは限らない
という非対称の関係になります。
後期でもTCV非搭載仕様は存在するため、ここでの単純判定は避けます。
| 判定 | 解釈 |
|---|---|
| TCVあり | 後期側の可能性が高い |
| TCVなし | 前期・後期どちらもあり得る |
ABSの設定と誤解
ABSについては、年式・グレード・市場仕様による差があり、前期/後期の単純な境界線にはなりません。後期で設定が整理された側面はありますが、ABSの有無だけで年式を断定するのは危険です。
中古車では後年の移植・非純正対応もあり得るため、ABSは補助材料に留めます。
4WS(四輪操舵)の位置付け
4WSは、プレリュードの象徴的装備の一つですが、前期・後期の区別材料としては弱い のが実情です。
前期から設定があり、後期での思想変更というよりは、継続・整理の対象でした。
| 装備 | 前期 | 後期 | 判定への有効度 |
|---|---|---|---|
| TCV | 設定なし | 追加設定 | 高(後期寄り) |
| ABS | 一部設定 | 一部整理 | 低 |
| 4WS | 設定あり | 継続 | 低 |
装備判定で注意すべき落とし穴
装備は「付いている/付いていない」よりも、“どういう文脈で設定されたか” が重要です。
よくある誤判定は以下です。
- TCVがない=前期と決めつける
- 4WSがある=後期と誤解する
- ABSの有無だけで年式を判断する
これらはいずれも不正確です。
装備は 書類・モデル月・室内意匠と組み合わせて使う のが正解です。
装備を使った安全な判定フロー
- 書類で年式帯を確認
- TCVの有無で後期寄りかを判断
- SRS・inxなど他の後期要素と照合
- 室内・外観で最終確認
要点まとめ
- TCV搭載は後期寄りの強い材料
- TCVなし=前期とは限らない
- ABS・4WSは補助材料
- 装備は文脈で読む
- 単体判定は避ける
BA5の装備体系を見ると、ホンダが「どう進化させるか」を段階的に考えていたことが伝わってきます。
前期と後期の差も、断絶ではなく積み重ねだったように感じますね。
書類で確定する:初度登録・型式・型式指定番号の使い方

プレリュード BA5 の前期・後期を最も確実に判定できる材料は書類です。
外観や装備は交換・補修で変わりますが、車検証に記載される情報は原則として後年に書き換えられません。
ここを押さえることで、見た目に惑わされない判定が可能になります。
初度登録年月の正しい読み方
車検証の「初度登録年月」は、その車が初めて登録された年月を示します。
これは製造年月や発売開始日と必ずしも一致しませんが、年式帯を把握するための最重要情報です。
- 1989年11月以前の初度登録
→ 原則として前期の可能性が高い - 1989年12月以降の初度登録
→ 後期の可能性が高い
ただし注意点として、
- 発表後に在庫車が登録される
- 生産切替と登録時期がズレる
といったケースがあるため、初度登録「だけ」で100%断定はしません。
強い基準だが絶対ではないという位置付けです。
型式(BA5)の限界を理解する
車検証の「型式」欄には BA5 と記載されますが、ここから前期・後期は判別できません。
BA5はあくまで「3代目プレリュードの基本型式」であり、マイナーチェンジ前後で変わっていないためです。
よくある誤解として、
「型式が同じだから前期・後期の差はない」
という考えがありますが、これは完全に誤りです。
型式は大枠、仕様は中身と切り分けて考える必要があります。
型式指定番号・類別区分番号の使い方
車検証には、型式指定番号・類別区分番号が記載されている場合があります。
これらは、国の認可上の仕様区分を示す番号で、前期・後期の違いが反映されることがあります。
ただし重要な注意点があります。
- 一般公開された一覧表が存在しない
- 地域・年代・書類の残り方で記載状況が異なる
- 番号と仕様の対応関係を一次情報で断定できない
このため、本記事では
「番号から前期・後期を断定できる」とは書きません。
実務上は、
- 同じBA5でも番号が違う → 仕様差がある可能性
- 同一番号でも装備が違う → 年式・在庫差の可能性
といった**“照合材料”**として使うのが安全です。
書類判定の安全な組み合わせ方
書類は単体で使うのではなく、次のように組み合わせます。
| 順序 | 確認項目 | 役割 |
|---|---|---|
| 1 | 初度登録年月 | 年式帯の基準 |
| 2 | 型式(BA5) | 世代確認 |
| 3 | 指定・類別番号 | 仕様差の示唆 |
| 4 | 装備・室内 | 実物照合 |
この流れを踏めば、「後期顔前期」「前期装備後期」 といった混在個体でも、判断を誤りにくくなります。
要点まとめ
- 最も確実なのは書類情報
- 初度登録は強いが絶対ではない
- BA5型式から前期・後期は判別不可
- 指定・類別番号は照合材料
- 書類+実車確認が基本
旧車ほど、書類の重みは大きくなります。
プレリュード BA5 も、見た目より「記録」を信じたほうが、結果的に後悔が少ない車だと感じますね。
よくある誤判定:後期顔化・部品交換車をどう扱うか
プレリュード BA5 の前期・後期判定で、現場でもっとも混乱を招くのが 「後期顔化」や「部品交換による混在個体」 です。
旧車である以上、これは例外ではなく“前提条件”として考える必要があります。
誤判定を避けるには、「完全一致」を求めない姿勢が重要です。
後期顔化とは何か
後期顔化とは、前期車両に後期の外装部品(主にバンパー等)を装着した状態を指します。
理由はさまざまで、事故修理の流用、好みの変更、入手性の問題などが挙げられます。
この場合、外観は後期でも、装備体系・室内意匠・書類は前期ということが起こります。
交換されやすい部位・されにくい部位
誤判定を減らすためには、「どこが変わりやすいか/変わりにくいか」を知ることが有効です。
| 区分 | 交換されやすさ | 理由 |
|---|---|---|
| バンパー | 高 | 事故・外装補修 |
| ランプ類 | 高 | 破損・流用 |
| ステアリング | 高 | 社外交換 |
| メーター | 中 | 故障修理 |
| ハーネス | 低 | 工数が大きい |
| 装備体系 | 低 | 構造差がある |
装備体系や配線構成は変えにくい ため、最終判断ではここを重視します。
混在個体の正しい扱い方
混在個体は「ハズレ」ではありません。
重要なのは、どこが混在しているかを把握しているか です。
- 見た目が後期 → 書類・装備で前期と分かる
- 装備が後期寄り → 初度登録が前期帯
このような場合でも、整合性を理解した上で購入・維持するなら問題はありません。
むしろ、部品入手や好みの観点では合理的な場合もあります。
判定を誤らないための最終チェック
最後に、前期・後期の誤判定を避けるための 最終チェックリスト を整理します。
- 書類(初度登録)と装備の整合が取れているか
- TCV・SRSなど後期要素の“文脈”があるか
- inxと通常BA5を混同していないか
- 外観だけで判断していないか
この4点を押さえれば、大きな誤判定は避けられます。
要点まとめ
- 後期顔化は珍しくない
- 外装は交換前提で考える
- 装備体系は信頼度が高い
- 混在個体=不良ではない
- 整合性を理解して判断する
プレリュード BA5 は、長く使われてきたからこそ、個体ごとの物語があります。
前期・後期の違いも、「線引き」より「経緯」を見ると、納得しやすくなりますね。
よくある質問

Q1. 前期・後期はどちらが良いですか?
用途次第です。
後期は装備面の選択肢が広がりますが、前期でも状態が良ければ十分に満足できます。
Q2. 後期顔の前期は避けるべきですか?
避ける必要はありません。
重要なのは事実を把握した上で納得して選ぶことです。
Q3. TCVがないと後期ではないのですか?
いいえ。
後期でもTCV非搭載仕様は存在します。
Q4. inxは後期BA5と同じですか?
いいえ。
inxは後期に追加された別系統モデルです。
Q5. 書類がないと判定できませんか?
書類が最重要ですが、装備・室内・外観を組み合わせて推定は可能です。
ただし確度は下がります。
Q6. メーター表示で前期・後期は分かりますか?
交換例が多いため、主材料にはなりません。
Q7. 型式指定番号で確定できますか?
一次情報での対応表がないため、断定材料にはなりません。
Q8. 判定を間違えると何が困りますか?
部品選定や整備方針でズレが出る可能性があります。
まとめ
プレリュード BA5 の前期・後期の違いは、単純な外観差ではなく、公式発表を基準にした仕様体系の変化として理解するのが最も安全です。
外観は分かりやすい一方で誤判定の温床になりやすく、書類・装備・室内を含めた総合判断が不可欠です。
また、後期顔化や部品交換による混在個体は旧車では自然な姿であり、重要なのは「何がどう違うか」を把握して選ぶことです。
前期か後期かという二択ではなく、その個体がどんな経緯を辿ってきたのかを理解できれば、BA5はより納得感のある一台になります。