日産スカイラインは、各世代ごとに愛称があり、そのスタイルや背景が多くの旧車ファンの心を掴んでいます。
中でも代表的なのが、
- ハコスカ(C10型)
- ケンメリ(C110型)
- ジャパン(C210型)
この記事では、この3モデルを年式・デザイン・通称の由来・スペック・人気の違いまで、わかりやすく比較していきます!
ハコスカ・ケンメリ・ジャパンの違いとは?年式・外観・性能を比較!

ケンメリとハコスカ、どっちが古い?
モデル | 通称 | 年式 | 世代 |
---|---|---|---|
C10型 | ハコスカ | 1968〜1972年 | 第3世代 |
C110型 | ケンメリ | 1972〜1977年 | 第4世代 |
C210型 | ジャパン | 1977〜1981年 | 第5世代 |
→ ハコスカ → ケンメリ → ジャパン の順で新しくなっていきます。
最初は「ケンメリが一番古そう」と思ってましたが、意外にもハコスカが一番先輩なんですね!
ハコスカはどこの国の車?
もちろん、すべて日本の車です!
開発はもともとプリンス自動車。のちに日産と合併し、スカイラインシリーズとして進化していきました。
「日本の名車」と言われるだけあって、国内外の旧車ファンからの評価も高いですね。
ジャパンとは何型?正式名称は?
- 正式型式:C210型
- ターボ搭載モデル:C211型
- GT-EXなど、多彩なバリエーションを展開
僕は最初、「ジャパンってなんだろう?」と思ったんですが、車名に堂々と「JAPAN」って入ってたんですね。そりゃ覚えやすい。
ケンメリとジャパンのデザインはどう違う?
モデル | デザイン特徴 |
---|---|
ケンメリ | 丸みのある流線型。優雅で柔らかい印象 |
ジャパン | 角ばっていて直線的。昭和後期のイメージそのもの |
ケンメリはどことなく「美しさ重視」って感じがするし、ジャパンは「ゴツくて男らしい」印象。
どっちも見た目の好みが分かれそうです。
それぞれのスカイラインの特徴とは?

鉄仮面ってどの世代?
「鉄仮面」は**R30後期(1983〜1985年)**の通称。
ヘッドライトがシャッター式になっていて、まるで仮面みたいなフロントマスクから命名されました。
ケンメリやジャパンとは時代が少し後です。
GT-Rはどのタイミングで復活した?
- ケンメリGT-R(C110型)はわずか197台のみ生産。
- その後、GT-Rは約16年間の沈黙を経て、1989年のR32型で復活。
ハコスカやケンメリにGT-Rが存在するって、今思えばすごい話ですね。
どのモデルが一番人気?
モデル | 人気ポイント |
---|---|
ハコスカ(C10) | GT-R(KPGC10)が伝説級の存在。現存数も希少 |
ケンメリ(C110) | 美しいデザイン。女性ファンも多い |
ジャパン(C210) | 昭和レトロブームで人気が再燃中! |
旧車イベントなどを見ると、やはりハコスカのGT-Rは別格の扱い。
でも最近はジャパンの角目も「逆に新鮮!」という声が増えてきてますね。
「ハコスカ・ケンメリ・ジャパン」の愛称の由来とは?

なぜ「ジャパン」と呼ばれるの?
当時のキャッチコピーが**「SKYLINE JAPAN」**。
これがそのまま愛称として定着しました。
テレビCMやカタログにも大きく「JAPAN」の文字が入っていたようです。
通称は誰が名付けたの?
通称 | 由来 |
---|---|
ハコスカ | 「箱型スカイライン」→角ばったデザインから |
ケンメリ | CMに登場した「ケンとメリー」というカップル |
ジャパン | キャッチコピー「SKYLINE JAPAN」から |
→ すべてユーザーやファンの間で自然に定着した呼び名。日産公式のものではありません。
「ケンとメリー」なんて、今の感覚だとちょっと可愛いネーミングですよね。
海外ではどう呼ばれているの?
日本語のまま呼ばれているケースがほとんどです。
日本名 | 海外名表記 |
---|---|
ハコスカ | Hakosuka |
ケンメリ | Kenmeri |
ジャパン | Skyline Japan |
鉄仮面 | Iron Mask |
海外でもスカイラインはJDM(Japanese Domestic Market)カルチャーの象徴。
旧車イベントでもかなりの人気を集めているようです。
まとめ:ハコスカ・ケンメリ・ジャパン、あなたに合うのはどれ?
- ✅ ハコスカ(C10型):直線基調の硬派スタイル。GT-Rは神格化された存在。
- ✅ ケンメリ(C110型):丸みを帯びた優雅なデザイン。女性にも人気。
- ✅ ジャパン(C210型):角目・角ばったボディが昭和レトロを象徴。じわじわ人気上昇中!
- ✅ 鉄仮面(R30後期):ヘッドライトシャッターの独特な顔とRSターボの速さが武器。
コメント:調べてわかったスカイラインの奥深さ
この3つのモデルを比較してみて、僕が一番驚いたのは
「通称にこれほど深い意味があるとは思わなかった」
ことです。
ハコスカの武骨さ、ケンメリの柔らかさ、ジャパンの直線美。
どれも“スカイライン”であることに変わりはないのに、それぞれが時代の空気や技術の進化を体現しているんですね。
正直、どれもカッコよくて選べません…。
でもこの記事を書いて、なんとなく「ケンメリ乗ってみたいな」って気持ちが湧いてきました(笑)
この記事が、あなたにとって“自分に合うスカイライン”を見つけるヒントになればうれしいです!