ハコスカ(C10型スカイライン)には複数のグレードが存在し、その中でも「GT-R」と「GT」はとくに人気が高く、混同されがちです。
見た目は似ていても、実は中身には大きな違いが存在します。
本記事では、GT-RとGTの違いを「スペック」「見た目」「価格」「エンジン」などの観点からわかりやすく解説。
GTやGTXとの違いも併せてご紹介します。
ハコスカGT-RとGTの違いは何か?スペックと外観を比較!

ハコスカはGT-R形式ですか?
結論から言えば、ハコスカGT-R(PGC10/KPGC10型)が正式なGT-R形式です。
GTはその下位グレードにあたります。
項目 | GT-R(PGC10/KPGC10) | GT(GC10型) |
---|---|---|
エンジン | S20型 直6 DOHC | L20型 直6 SOHC |
出力 | 160PS / 7000rpm | 115PS / 5600rpm |
駆動方式 | FR | FR |
トランスミッション | 5速MT | 4速 or 5速MT(年式により) |
外装差分 | オーバーフェンダー・エンブレム・ホイール | シンプルな外装 |
最大の違いはエンジン。
GT-Rはレース用に開発された「S20型エンジン」を搭載しています。
ハコスカGT-Rの特徴とは?GTとの性能差に注目
ハコスカGT-Rのエンジンはどんなもの?
- S20型エンジン:日産のプリンス技術陣が開発した直列6気筒 DOHC。
- レース用エンジンを市販化したもので、高回転型・高出力。
- 最高出力160PSは当時としては驚異的で、サーキットでも活躍。
一方、GTはL20型 SOHCを搭載し、街乗りやクルージング向けです。
GTモデルと走りの違いはある?
- GT-Rは専用チューニングされたサスペンションや補強が施され、高剛性&俊敏なハンドリングが特徴。
- GTモデルは日常使いの快適性を重視しており、乗り心地はGTの方が穏やかです。
ハコスカGTとGTXの違いとは?グレード別の見分け方も解説

グレード | エンジン | 出力 | 特徴 |
---|---|---|---|
GT | L20型 | 115PS | ベースモデル。シンプルな装備 |
GTX | L20型改 or L20E | 120PS〜130PS | GTより装備が豪華。リアスタビ標準なども |
GT-R | S20型 | 160PS | 専用ボディ補強&レースベース車両 |
GTとGTXの外観上の違い
- GTXはメッキモールやアルミホイールが標準装備。
- リアスタビや前後スタビライザー付き。
- ただし、GTとGTXは見た目だけでは非常に見分けづらいため、エンジンや車体番号の確認が重要です。
ハコスカGT-Rの当時の価格・生産台数・現在の市場価値
ハコスカGT-Rの当時の価格はいくら?
- 4ドア GT-R(PGC10):約82万円(1969年)
- 2ドア GT-R(KPGC10):約100万円(1970年)
- GTモデル:約70万円前後(グレードによる)
当時の大卒初任給が約3万円前後だったことを考えると、非常に高価な車でした。
ハコスカGT-Rは何台生産された?
- 4ドアGT-R(PGC10):832台
- 2ドアGT-R(KPGC10):1,197台
合計:2,029台のみ。非常に希少です。
現在の中古市場価格はどれくらい?
モデル | 中古価格帯 |
---|---|
GT-R(本物) | 5000万円〜1億円超 |
GT | 300万円〜1000万円前後(個体による) |
GT-Rは海外オークションでも高額取引され、投資価値のある車両とされることもあります。
まとめ:GT-RとGTの違いを見極めるポイントとは?
✅ GT-RはS20エンジン+専用足回りを搭載した本格派スポーツモデル!
✅ GTはL型エンジンで、日常使いと快適性を意識したモデル!
✅ 外観は似ていても、細部のエンブレム・フェンダー・足回りに差あり!
✅ 中古市場ではGT-Rの価格が圧倒的に高く、希少価値が年々上昇!
✅ GTやGTXも個性あるグレードで、旧車ファンに根強い人気!
あなたの旧車選び、GTか?GT-Rか?
見た目だけでなく、エンジンと構造の違いを理解して選びましょう!