えきねっとで新幹線や特急列車のきっぷを購入したものの、領収書を発行できずに困ることがあります。
「領収書の発行ボタンが見つからない」
「予約履歴は表示されるのに領収書が出てこない」
「スマホで領収書を開けない、PDFを印刷できない」
出張費の精算や交通費の申請などで領収書が必要な場合、発行できないと手続きが進まなくなってしまいます。
また、乗車前と乗車後で発行方法が違うのか、キャンセルした予約でも領収書を取得できるのかなど、疑問に思う方もいるでしょう。
この記事では、えきねっとで領収書を発行できない原因や、表示されない・印刷できない場合の対処法を解説します。
えきねっとで領収書を発行できない原因は?

えきねっとで領収書を発行できない場合、支払いが完了していない、発行期間を過ぎている、申込履歴の確認画面が違う、PDFを正常に表示できないなどの原因が考えられます。
JR東日本の公式案内では、えきねっとで購入したJRきっぷについて、支払い完了後に「えきねっと ご利用票兼領収書」を発行できるとされています。
ただし、予約した直後から必ず発行できるわけではありません。
| 状況 | 領収書の発行 | 確認すること |
|---|---|---|
| 予約済み・支払い完了 | ○ | 申込履歴から発行 |
| 予約済み・支払い前 | × | 支払いを完了する |
| 乗車前・支払い完了 | ○ | 申込履歴を確認 |
| 乗車後6か月以内 | ○ | 乗車済みの履歴を確認 |
| 発行期間を過ぎた | × | 通常のWeb発行期間外 |
| 予約を払い戻した | △ | 払戻内容や手数料を確認 |
| PDFが開かない | △ | ブラウザや端末を確認 |
| 駅で受取後に変更した | △ | 変更した駅窓口へ確認 |
○=原則発行可能、×=通常の方法では発行不可、△=条件や状況による
重要なのは、領収書の発行条件を満たしているか確認してから、表示や印刷の不具合を調べることです。
発行条件を満たしていない場合は、ブラウザの設定を変更しても解決しません。
えきねっとの領収書はいつからいつまで発行できる?
支払い完了後から発行できる
えきねっとの公式サイトでは、領収書の発行開始時期について、支払い完了後と案内しています。
つまり、予約を申し込んだだけでは発行できない場合があります。
例えば、コンビニ払いや金融機関払いなどを選択し、まだ支払いを済ませていない場合は、領収書を発行できません。
一方、クレジットカードなどで支払いが完了していれば、乗車日より前でも発行できます。
領収書の発行に、実際の乗車日まで待つ必要はありません。
なお、事前受付などの申込みでは、申込みが受け付けられた段階と、座席の手配や購入が確定した段階が異なることがあります。
申込みをしただけなのか、購入・支払いまで完了しているのかを確認してください。
発行期限は乗車日の6か月後まで
えきねっとの領収書には発行可能な期間があります。
公式に案内されている発行期間は、次のとおりです。
支払い完了日から乗車日の6か月後まで
例えば、2026年4月10日に乗車した場合、通常の発行期間は2026年10月10日までとなります。
乗車後でも発行できますが、無期限に取得できるわけではありません。
| 乗車日 | 発行期限の目安 |
|---|---|
| 2026年4月10日 | 2026年10月10日 |
| 2026年6月15日 | 2026年12月15日 |
| 2026年8月20日 | 2027年2月20日 |
月末などの日付の取り扱いには注意し、期限ぎりぎりではなく余裕を持って保存することをおすすめします。
特に、会社の経費精算を後日まとめて行う場合は、発行期間を過ぎないようにしてください。
えきねっとで領収書を発行する方法

パソコンから領収書を発行する手順
えきねっとでは、マイページまたは申込履歴画面から領収書を発行できます。
基本的な操作方法は次のとおりです。
- えきねっとの公式サイトを開く。
- ユーザーIDとパスワードなどを使ってログインする。
- 「マイページ」を開く。
- 「JRきっぷ 確認・変更・払戻・領収書」から申込履歴へ進む。
- 領収書が必要な予約を選択する。
- 「ご利用票兼領収書を発行する」を選択する。
- 表示されたPDFファイルを保存、または印刷する。
画面の表示やメニューの配置は、サービスの更新によって変更される場合があります。
また、乗車済みの予約は、通常の申込履歴とは別の場所に表示されることがあります。
予約が見つからない場合は、次の項目も確認してください。
スマホから領収書を発行する手順
スマートフォンでも、えきねっとのWebサイトから領収書を発行できます。
- iPhoneまたはAndroidで、えきねっとの公式サイトを開く。
- ログインしてマイページへ進む。
- JRきっぷの申込履歴を表示する。
- 対象の予約を選択する。
- 「ご利用票兼領収書を発行する」をタップする。
- PDFを表示し、必要に応じて端末に保存する。
領収書はPDF形式で発行されるため、スマホに保存してから印刷することもできます。
ただし、端末の設定やブラウザによっては、PDFが別のタブで開いたり、ダウンロードフォルダに保存されたりする場合があります。
発行ボタンを押しても画面が変わらない場合は、PDFが別の場所に保存されていないか確認してください。
えきねっとチケットレスアプリから発行する方法
えきねっとチケットレスアプリでも、対象サービスの領収書を発行できます。
公式サイトでは、次のサービスについてアプリからの発行が案内されています。
- 新幹線eチケットサービス
- 在来線チケットレス特急券サービス
- えきねっとQチケ
アプリ内で対象の申込みを確認し、領収書の発行操作を行います。
ただし、すべてのきっぷや商品がアプリからの発行に対応しているわけではありません。
アプリに領収書の発行メニューが表示されない場合は、えきねっとのWebサイトから申込履歴を確認してください。
領収書の発行ボタンが表示されない原因と対処法
支払いが完了していない
最初に確認したいのが、きっぷの支払い状況です。
えきねっとでは、申込みと支払いが別の段階になっている場合があります。
申込みを完了していても、支払いが済んでいなければ領収書を発行できません。
確認する場合は、申込履歴から対象の予約を開き、支払いに関する表示を確認してください。
支払いが必要な状態であれば、案内された期限内に手続きを完了します。
ただし、支払い期限を過ぎた申込みは、通常の支払い操作では購入できない場合があります。
その場合は、予約の状態を確認してください。
乗車済みの予約を別の画面で探している
乗車後に領収書を発行しようとすると、予約が見つからないことがあります。
えきねっとでは、乗車前の予約と、乗車済み・取消済みの申込みを分けて表示しています。
公式ガイドでは、乗車済みや取消済みの申込みについて、申込履歴画面の「乗車/取消済の旅程」タブから確認する方法が案内されています。
- えきねっとにログインする。
- マイページから「JRきっぷの申込履歴」を開く。
- 「乗車/取消済の旅程」を選択する。
- 領収書が必要な予約を探す。
- 対象の予約を開いて、領収書の発行操作を行う。
乗車日を過ぎた予約が見つからない場合は、まずこの画面を確認してください。
別のアカウントでログインしている
えきねっとで複数のアカウントを利用している場合、購入時とは異なるアカウントにログインしている可能性があります。
予約情報は、基本的に申込みを行ったアカウントで確認します。
例えば、普段使用しているアカウントとは別のメールアドレスで登録していた場合、申込履歴が表示されないことがあります。
購入完了メールなどが残っている場合は、申込みに使用したアカウントを確認してください。
ただし、メールアドレスだけで予約情報を特定できるとは限りません。
発行期限を過ぎている
乗車日から6か月を過ぎた場合、通常のWeb発行期間を過ぎています。
この場合、申込履歴に領収書の発行ボタンが表示されない、または発行できない可能性があります。
発行期限を過ぎた領収書について、公式サイトでは通常の再発行方法が案内されていません。
必要な場合は、えきねっとサポートセンターへ個別に確認してください。
ただし、問い合わせれば必ず発行してもらえるというわけではありません。
期限後の発行が保証されているわけではないため、発行可能な期間中にPDFを保存しておくことが重要です。
領収書が表示されない・PDFが開かない時の対処法

PDFが別のタブで開いていないか確認する
領収書の発行ボタンを押しても何も表示されない場合、PDFが別のタブで開いていることがあります。
パソコンでは、ブラウザ上部のタブを確認してください。
スマホでは、ブラウザのタブ一覧やダウンロード履歴を確認します。
PDFがすでに保存されている場合は、ファイルを開くだけで領収書を確認できます。
ポップアップブロックを確認する
ブラウザのポップアップブロック機能によって、新しい画面が開かない場合があります。
ただし、領収書が表示されない原因が必ずポップアップブロックとは限りません。
ブラウザにブロック通知が表示されている場合は、えきねっとの公式サイトに対して必要な表示を許可してください。
すべてのサイトでポップアップを無条件に許可する必要はありません。
iPhoneで領収書が表示されない場合
iPhoneでは、Safariを使ってPDFの表示や保存を確認できます。
- Safariでえきねっとの公式サイトを開く。
- ログインして領収書の発行操作を行う。
- PDFが表示された場合は、共有メニューを開く。
- 「ファイルに保存」を選択して保存先を指定する。
- 「ファイル」アプリから保存したPDFを確認する。
PDFが表示されない場合は、Safariのタブ一覧やダウンロード先も確認してください。
また、アプリ内ブラウザからアクセスしている場合は、Safariで直接えきねっとを開き直す方法もあります。
Androidで領収書が表示されない場合
Androidでは、ChromeなどのブラウザでPDFの表示・保存を確認できます。
- Chromeなどのブラウザでえきねっとにログインする。
- 対象の予約から領収書の発行操作を行う。
- PDFがダウンロードされた場合は、ダウンロード履歴を開く。
- 保存されたPDFファイルを選択する。
- 必要に応じてPDF閲覧アプリで表示する。
Androidは機種によって保存先や操作方法が異なります。
ダウンロード履歴に見つからない場合は、「Files」などのファイル管理アプリから確認してください。
ブラウザやCookieの問題を確認する
えきねっとでは、正常に動作しない場合に、端末やブラウザの変更、キャッシュやCookieの削除などを案内しています。
次の順番で確認すると、原因を切り分けやすくなります。
- ページを再読み込みする。
- いったんログアウトして再度ログインする。
- ブラウザを最新版に更新する。
- 別の推奨ブラウザで試す。
- 改善しない場合は、キャッシュやCookieの削除を検討する。
Cookieを削除すると、ログイン状態が解除される場合があります。
再ログインに必要なユーザーIDやパスワードを確認してから操作してください。
えきねっとの領収書を印刷できない時の対処法
領収書のPDFを表示できても、印刷ができない場合があります。
この場合は、えきねっとの発行機能ではなく、PDFの保存方法やプリンターの設定に原因がある可能性があります。
パソコンで印刷できない場合
まず、領収書をPDF形式で保存してください。
- 領収書のPDFを表示する。
- ダウンロードボタンからパソコンに保存する。
- 保存したPDFファイルを開く。
- 印刷メニューから使用するプリンターを選択する。
- 用紙サイズや印刷範囲を確認して印刷する。
ブラウザ上で印刷できない場合でも、保存したPDFを別のPDF閲覧ソフトで開くと印刷できることがあります。
また、印刷プレビューが真っ白になる場合は、PDFの保存状態を確認し、必要に応じて再ダウンロードしてください。
スマホから印刷できない場合
スマホに保存したPDFは、対応するプリンターやコンビニのプリントサービスなどを利用して印刷できます。
| 印刷方法 | 必要なもの |
|---|---|
| 自宅のプリンター | 対応プリンターと接続設定 |
| コンビニ印刷 | PDFファイルと対応サービス |
| パソコンから印刷 | PDFをパソコンに転送 |
スマホにプリンターが登録されていない場合は、PDFを保存してから別の方法で印刷してください。
なお、領収書には購入内容や氏名などが記載される場合があります。共有端末や公共の印刷サービスを利用するときは、印刷物や保存データの取り忘れに注意してください。
予約を変更・キャンセルした場合の領収書はどうなる?

えきねっとでは、予約の変更や払戻の状況によって、領収書の取り扱いが異なります。
特に、きっぷを受け取った後に駅で変更・払戻を行った場合は注意が必要です。
JR東日本の公式案内では、受取後に変更・払戻を行った場合、変更後の内容や払戻手数料の領収書について、手続きを行った駅窓口で依頼するよう案内されています。
| 状況 | 確認・対応方法 |
|---|---|
| 支払い完了後、変更なし | Webで領収書を発行 |
| 乗車前にWebで変更 | 変更後の申込内容を確認 |
| Webで払戻済み | 払戻内容を申込履歴で確認 |
| 受取後に駅で変更 | 手続きした駅窓口へ確認 |
| 受取後に駅で払戻 | 手続きした駅窓口へ確認 |
変更前の領収書を保存している場合でも、その金額が実際の支払額と一致するとは限りません。
会社の経費精算などに使用する場合は、変更・払戻後の正しい金額を確認してください。
また、在来線チケットレス特急券など、えきねっと上で決済する商品については、駅や車内で領収書を発行できない旨が公式に案内されています。
駅で発行できるかどうかは、商品や手続き内容によって異なるため、すべてのケースで駅窓口を利用できるわけではありません。
領収書を発行できない場合の問い合わせ先
発行期間内で支払いも完了しているのに領収書を取得できない場合は、えきねっとサポートセンターに問い合わせる方法があります。
問い合わせ前には、次の情報を確認してください。
- 領収書が必要な予約の乗車日と利用区間。
- 購入時の支払い方法と支払い状況。
- 申込履歴に予約が表示されているか。
- 発行ボタンがないのか、押してもPDFが開かないのか。
- 使用している端末とブラウザ。
特に、発行ボタン自体が表示されない場合と、PDFを開けない場合では、確認すべき内容が異なります。
問い合わせ窓口は、えきねっと公式サイトの「お客さまサポート」から確認できます。
よくある質問

領収書は何回でも発行できる?
えきねっとでは、発行可能期間内に申込履歴から領収書を取得できます。
ただし、複数回発行した書類を使って経費を重複申請することはできません。
領収書を紛失しないよう、最初に発行したPDFを保存しておくと便利です。
新幹線eチケットでも領収書を発行できる?
新幹線eチケットサービスでも領収書を発行できます。
えきねっとのWebサイトに加え、えきねっとチケットレスアプリからも発行できます。
紙のきっぷを受け取らない場合でも、支払い完了後に発行可能です。
領収書はスマホの画面を見せるだけでも使える?
領収書のPDFをスマホで表示することは可能です。
ただし、会社の経費精算などで画面表示だけで認められるかどうかは、提出先のルールによって異なります。
PDFファイルの提出や紙への印刷が必要な場合は、指定された方法で提出してください。
領収書を発行するために駅へ行く必要はある?
通常のえきねっとでの購入については、支払い完了後にWebサイトから発行できるため、駅へ行く必要はありません。
ただし、受取後に駅で変更・払戻を行った場合などは、駅窓口での確認が必要になることがあります。
領収書をメールで送ってもらうことはできる?
えきねっとでは、マイページや申込履歴からPDFを発行する方法が公式に案内されています。
領収書をメールで個別送付する一般的な手続きは、公式ガイドでは確認できません。
メールで提出する必要がある場合は、発行したPDFを保存し、提出先が指定する方法で送付してください。
まとめ
えきねっとで領収書を発行できない場合は、まず支払い状況と発行可能期間を確認してください。
特に重要なポイントは次のとおりです。
- 領収書は支払い完了後から乗車日の6か月後まで発行できる。
- 乗車済みの予約は「乗車/取消済の旅程」から確認する。
- 領収書が表示されない場合は、PDFの保存先やブラウザの設定を確認する。
- 印刷できない場合は、PDFを保存してから印刷する方法を試す。
- きっぷの受取後に駅で変更・払戻を行った場合は、手続きした駅窓口へ確認する。
領収書の発行期限を過ぎると、通常の方法では取得できなくなるため、出張や旅行の精算に必要な場合は早めにPDFを保存しておくことが大切です。
