メルカリから身に覚えのないログイン通知が届いた、知らない商品が購入されている、登録メールアドレスや電話番号が変わっているなどの異変があれば、アカウントを乗っ取られた可能性があります。
メルカリは売上金やメルペイ、メルカード、配送先住所などの重要な情報とつながっているため、放置すると被害が広がるおそれがあります。
ただし、まだログインできるか、すでにログインできないかによって最初に行う対応は異なります。
この記事では、メルカリアカウントを乗っ取られた時の対処法、不正な購入や決済の確認方法、ログインできない場合のアカウント復旧、事務局への問い合わせ方法まで詳しく解説します。
Contents
- 1 メルカリを乗っ取られた可能性がある症状
- 2 まだログインできる場合に最初に行う対処法
- 3 パスワード・メールアドレス・電話番号を確認する
- 4 身に覚えのない購入・出品・取引を確認する
- 5 メルペイ・メルカードの不正利用を確認する
- 6 ログインできない時はアカウント復旧を試す
- 7 アカウント復旧できない場合の問い合わせ方法
- 8 問い合わせ前に残しておきたい証拠
- 9 不審なメールやSMSから乗っ取られた場合
- 10 乗っ取り後に取引相手へ連絡する時の注意点
- 11 乗っ取り後に警察へ相談すべきケース
- 12 アカウントを取り戻した後に確認すること
- 13 メルカリ乗っ取りのトラブル整理表
- 14 FAQ
- 14.1 メルカリから身に覚えのないログイン通知が来たら乗っ取りですか?
- 14.2 メルカリを乗っ取られたら最初に何をすればいいですか?
- 14.3 乗っ取られてログインできない場合はどうしますか?
- 14.4 アカウント復旧ができない場合はどこへ問い合わせますか?
- 14.5 乗っ取りで勝手に商品を購入された場合はキャンセルできますか?
- 14.6 メルペイやメルカードを不正利用された場合はどうしますか?
- 14.7 不正利用されたお金は返金されますか?
- 14.8 パスワードを変えるだけで乗っ取り対策は完了しますか?
- 14.9 乗っ取り後に新しいメルカリアカウントを作ってもいいですか?
- 14.10 メルカリを名乗る相手に認証コードを聞かれたら教えてもいいですか?
- 15 まとめ
- 16 参考リンク
メルカリを乗っ取られた可能性がある症状

メルカリの乗っ取りは、第三者がメールアドレス、電話番号、パスワード、認証コードなどを不正に入手し、本人の許可なくアカウントへログインして操作する状態です。
身に覚えのないログイン通知だけでは、必ず乗っ取りが成立しているとは断定できません。
機種変更後のログイン、ブラウザ版の利用、自分の別端末からのアクセスが通知されている可能性もあります。
しかし、自分が使っていない端末や地域からのログインであれば、早急な確認が必要です。
| 確認される異変 | 乗っ取りの可能性 |
|---|---|
| 身に覚えのないログイン通知 | 第三者がログインした可能性がある |
| 知らない端末がログイン履歴にある | 別の端末から利用されている可能性がある |
| 登録メールアドレスが変わっている | 第三者が連絡先を変更した可能性がある |
| 電話番号やパスワードが変わっている | 本人を締め出す操作が行われた可能性がある |
| 身に覚えのない購入・決済がある | アカウントや登録決済手段が不正利用された可能性がある |
| 知らない商品が出品されている | 詐欺出品などに使われている可能性がある |
| 売上金・残高が減っている | 不正決済や振込申請が行われた可能性がある |
| 取引相手へ知らないメッセージが送られている | 第三者がアカウントを操作している可能性がある |
乗っ取りを疑うべき条件は次の通りです。
自分が操作していない時間にログイン通知が届いた状態である
ログイン履歴に知らない端末が表示されている状態である
自分で変更していない登録情報が変わっている状態である
購入履歴やメルペイ利用履歴に知らない決済がある状態である
出品・コメント・取引メッセージに身に覚えのない操作がある状態である
メルカリアカウントが狙われる背景には、売上金やメルペイ残高、登録済みの決済手段、メルカード、本人情報などが一つのアカウントに紐づいていることがあります。
また、メルカリを装った偽メールや偽SMSから不審なWebサイトへ誘導し、ログイン情報を入力させるフィッシング詐欺もあります。
偽サイトにメールアドレス、電話番号、パスワード、SMS認証番号などを入力すると、第三者にアカウントを操作されるおそれがあります。
知らないまま放置すると、売上金や残高を使われるだけでなく、自分のアカウントで不正出品や詐欺的な取引が行われ、取引相手に迷惑をかける可能性があります。
異変に気づいたら、被害の有無を確認する前でも、アカウントを保護する対応を優先してください。
まだログインできる場合に最初に行う対処法
まだメルカリアカウントへログインできる場合は、第三者をアカウントから追い出し、再ログインできない状態にすることを優先します。
最初に行うのは、ログイン履歴の確認と、不審な端末の強制ログアウトです。
その後にパスワードを変更し、身に覚えのない決済や登録情報の変更がないか確認します。
| 対応順 | 行うこと |
|---|---|
| 1 | ログイン履歴を確認する |
| 2 | 知らない端末を強制ログアウトする |
| 3 | メルカリのパスワードを変更する |
| 4 | メールアドレス・電話番号・本人情報を確認する |
| 5 | 購入・出品・決済・振込申請の履歴を確認する |
| 6 | 不正利用があれば事務局へ問い合わせる |
ログイン履歴は、アプリ内の「マイページ」から「設定」「アカウント設定」「ログイン履歴」と進んで確認します。
知らない端末がログイン中になっている場合は、対象の端末を選び、強制的にログアウトさせます。
確認する条件は次の通りです。
端末名に心当たりがあるか確認する
ログインした日時に自分が操作していたか確認する
現在操作している端末を誤ってログアウトしない
知らない端末は速やかに強制ログアウトする
強制ログアウト後にパスワードを変更する
ログイン履歴には、現在操作している端末が「この端末」などと表示される場合があります。
現在の端末までログアウトすると操作を続けられなくなる可能性があるため、表示を確認してから実行してください。
不審な端末をログアウトさせた後は、メルカリのパスワードを変更します。
第三者に現在のパスワードを知られている場合、ログアウトだけでは再びログインされる可能性があります。
新しいパスワードには、他のサービスで使っていないものを設定します。
メール、通販サイト、SNSなどと同じパスワードを使い回している場合は、それらのサービスも変更する必要があります。
制度の背景には、認証情報の使い回しによる不正ログインを防ぐ目的があります。
別サービスから流出したメールアドレスとパスワードの組み合わせが、メルカリへのログインに試される可能性もあるためです。
知らないと起きる問題は、パスワードだけを変更し、すでにログインしている不審な端末を残してしまうことです。
第三者がログイン状態を維持している可能性を考え、ログイン履歴確認と強制ログアウトを先に行ってください。
パスワード・メールアドレス・電話番号を確認する

不審な端末をログアウトさせた後は、アカウントの登録情報が変更されていないか確認します。
特に重要なのが、メールアドレス、携帯電話番号、パスワードです。
第三者がこれらを変更すると、本人がパスワード再設定やSMS認証を利用できなくなり、アカウントから締め出される可能性があります。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| メールアドレス | 現在使用中の自分のアドレスか |
| 電話番号 | 現在契約中の自分の携帯番号か |
| パスワード | 第三者に知られていない新しいものか |
| 本人情報 | 氏名・住所などに不審な変更がないか |
| 発送元・配送先住所 | 知らない住所が追加されていないか |
| 銀行口座 | 知らない口座が登録されていないか |
確認する条件は次の通りです。
登録メールアドレスが自分のものである
認証済み携帯電話番号が自分の現在の番号である
配送先や発送元に知らない住所がない
振込先や支払い用銀行口座に異変がない
プロフィール名や自己紹介が勝手に変更されていない
メールアドレスや電話番号が変更されている場合は、自分の現在の情報へ戻します。
ただし、すでに第三者の情報へ変更されていて自分で修正できない場合は、アカウント復旧または事務局への問い合わせが必要です。
登録メールアドレスに使っているメールアカウント自体も確認してください。
メールアカウントまで乗っ取られている場合、メルカリのパスワードを変更しても、再設定メールを第三者に見られる可能性があります。
メールサービス側では、次の対応を行います。
メールアカウントのパスワードを変更する
ログイン履歴や接続中の端末を確認する
知らない転送設定が追加されていないか確認する
予備メールアドレスや電話番号が変更されていないか確認する
可能であれば二段階認証を設定する
電話番号が第三者に変更されている場合や、古い電話番号へSMSが送られてログインできない場合は、通常の変更手続きで解決できないことがあります。
その場合は、本人確認を使ったアカウント復旧へ進みます。
知らないと起きる問題は、メルカリだけを保護して安心してしまうことです。
フィッシングサイトに入力した情報を他のサービスでも使っている場合、被害がメルカリ以外にも広がる可能性があります。
身に覚えのない購入・出品・取引を確認する
アカウントを保護した後は、第三者がどのような操作をしたのか確認します。
購入履歴だけでなく、出品中の商品、取引メッセージ、コメント、いいね、振込申請、配送先なども確認してください。
| 確認場所 | 確認する内容 |
|---|---|
| 購入履歴 | 知らない商品を購入していないか |
| 出品中・売却済み商品 | 知らない商品が出品されていないか |
| 取引画面 | 不審なメッセージや発送通知がないか |
| コメント履歴 | 外部サイトへ誘導する内容が書かれていないか |
| 振込申請履歴 | 知らない銀行口座へ申請されていないか |
| 残高・ポイント | 身に覚えのない利用がないか |
| 配送先一覧 | 第三者の住所が登録されていないか |
不正な購入が行われている場合、商品が発送される前か後かで対応が変わります。
取引画面から出品者へ事情を伝えるだけでなく、メルカリ事務局にも不正利用として問い合わせる必要があります。
条件整理は次の通りです。
購入した覚えのない取引がある
支払い方法に知らないカードや決済が使われている
配送先が自分の住所ではない
知らない商品を出品・販売している
取引相手へ不審なメッセージが送られている
出品者や購入者へ連絡する場合は、自分のアカウントが第三者に利用された可能性があることを簡潔に伝えます。
ただし、相手にパスワード、認証番号、本人確認書類などを送ってはいけません。
また、第三者が勝手に出品した商品を見つけても、証拠を残さずすぐ削除するだけでは、事務局が状況を確認しにくくなる可能性があります。
商品ID、取引画面、決済履歴、通知メールなどを記録してから問い合わせることが重要です。
不正出品が購入されている場合、購入者側も被害を受ける可能性があります。
発送していない商品について発送通知が押されている、偽ブランド品や存在しない商品が出品されているなどの異常があれば、速やかに事務局へ知らせてください。
制度背景として、取引のキャンセルや返金は、取引状況や支払い方法によって処理が異なります。
自己判断で相手に直接送金したり、外部決済で返金したりすると、別のトラブルにつながる可能性があります。
返金やキャンセルはメルカリ上の手続きと事務局の案内に従ってください。
メルペイ・メルカードの不正利用を確認する

メルカリアカウントを乗っ取られた場合、商品購入だけでなく、メルペイ残高、ポイント、メルペイのクレジット、メルカードなどが不正利用される可能性があります。
「メルカリで知らない商品を購入されていないから大丈夫」と判断せず、決済履歴をすべて確認してください。
| 確認対象 | 不正利用の例 |
|---|---|
| メルペイ残高 | 店舗やネット決済で勝手に使われる |
| ポイント | 知らない購入へ充当される |
| メルペイのクレジット | 後払い決済を利用される |
| メルカード | カード番号やバーチャルカードを使われる |
| 登録クレジットカード | メルカリの商品購入に使われる |
| キャリア決済 | 携帯料金と一緒に不正請求される |
確認する条件は次の通りです。
メルペイの利用履歴に知らない決済がある
メルカードの利用明細に身に覚えのない請求がある
残高やポイントが減っている
メルペイのクレジット利用額が増えている
登録カードやキャリア決済に不審な請求がある
身に覚えのないメルカード利用がある場合は、カードの利用停止を行い、メルカリ事務局へ問い合わせます。
カード会社が別に発行したクレジットカードをメルカリへ登録している場合は、そのカード会社にも連絡し、利用停止と調査を依頼します。
メルカリ公式ヘルプでは、クレジットカードやキャリア決済の明細に身に覚えのない請求があり、購入履歴や家族利用などにも該当しない場合、クレジットカード会社または通信事業者へ連絡し、カード利用停止や調査依頼を行うよう案内されています。
手続きの流れは次の通りです。
メルカリ内の購入履歴と決済履歴を確認する
メルカードの場合は利用停止手続きを行う
他社カードの場合はカード会社へ連絡する
キャリア決済の場合は通信事業者へ連絡する
メルカリ事務局へ不正利用の詳細を送る
身に覚えのない請求を放置すると、次回の支払い額に含まれたり、利用可能額を消費されたりする可能性があります。
被害額が小さくても、その後に追加利用されるおそれがあるため、早めの停止が必要。
不正利用分が必ず返金されるか、返金まで何日かかるかは、調査結果、決済手段、取引状況によって異なります。
公式情報が確認できないため断定できません。
事務局、カード会社、通信事業者の調査結果を確認してください。
ログインできない時はアカウント復旧を試す
第三者にパスワード、電話番号、メールアドレスなどを変更され、メルカリへログインできない場合は、通常のログインを何度も繰り返すのではなく、アカウント復旧機能を試します。
メルカリでは、ログイン画面から本人確認を行い、ログインできない状態のまま電話番号やメールアドレスを現在の情報へ更新できる場合があります。
| 復旧方法 | 内容 |
|---|---|
| マイナンバーカード認証 | デジタル認証アプリを利用して本人確認する |
| Appleウォレット認証 | iPhoneに設定したマイナンバーカードを利用する |
| 顔認証 | 顔撮影などによる本人確認を行う |
| 連絡先更新 | 本人確認後に電話番号やメールアドレスを上書きする |
| ログイン再開 | 更新した連絡先で認証してログインする |
アカウント復旧の基本的な流れは次の通りです。
ログイン画面で登録していたメールアドレスまたは電話番号を入力する
認証できず先へ進めない状態まで操作する
画面に表示される「アカウント復旧へ」を選ぶ
案内された本人確認方法を利用する
現在の電話番号またはメールアドレスへ更新する
更新後にログインを完了する
ログイン情報を入力する時は、大文字・小文字、全角・半角、数字、記号の違いを確認します。
また、VPNを使用している場合は、セキュリティ制限でログインできない可能性があるため、一度解除して試します。
条件整理は次の通りです。
登録メールアドレスや電話番号へアクセスできない
パスワード再設定だけでは解決しない
認証コードが古い電話番号へ届く
画面にアカウント復旧の案内が表示される
本人確認に必要な情報を用意できる
アカウント復旧は、乗っ取り以外にも、電話番号変更、メールアドレス変更、機種変更などでログインできない場合に使われます。
ただし、第三者が登録情報を大きく変更している、本人確認が正常に完了しない、アカウント復旧ボタンが表示されないなどの場合は、事務局への問い合わせが必要です。
知らないと起きる問題は、ログインできないからと新しいアカウントを作ってしまうことです。
メルカリでは複数アカウントの所持が禁止されています。
元のアカウントを復旧せず別アカウントを作ると、本人確認や電話番号登録で問題が起きる可能性があります。
アカウント復旧できない場合の問い合わせ方法

アカウント復旧を試してもログインできない、すでに第三者にアカウントを操作されている、本人確認が完了しない場合は、メルカリ事務局へ問い合わせます。
メルカリでは、ログインできない状態でも問い合わせ可能です。
通常の問い合わせと、ログインできない場合の問い合わせでは手順が異なるため、ログイン問題専用の公式ガイドから進みます。
| 問い合わせ時の情報 | 内容 |
|---|---|
| 登録していた氏名 | 本人情報に登録した氏名 |
| ニックネーム | プロフィールに表示していた名前 |
| 登録メールアドレス | 変更前に使っていたアドレス |
| 登録電話番号 | 変更前に使っていた携帯番号 |
| 本人確認情報 | 生年月日、住所など確認に必要な情報 |
| 異変に気づいた日時 | 乗っ取りを疑った時刻 |
| 不正操作の内容 | 購入、決済、出品、情報変更など |
| 証拠 | 通知メール、SMS、明細、画面のスクリーンショット |
問い合わせの手順は、ログインできない場合の公式ガイドを開き、案内に沿ってアカウント復旧を試したうえで、解決しない場合の問い合わせフォームへ進みます。
通常の問い合わせでは、問題に合った公式ガイドを開き、ページ下部の「お問い合わせはこちら」から送信します。
ただし、すべてのガイドに問い合わせフォームが表示されるわけではありません。
問い合わせ時は、次のように具体的に伝えます。
自分が操作していないログイン通知が届いた日時である
最後に正常にログインできた日時である
メールアドレスや電話番号が変更された可能性である
身に覚えのない購入・出品・決済の有無である
アカウント復旧を試した結果である
現在も利用できる連絡先である
「乗っ取られました」だけでは、本人確認や被害状況の調査に必要な情報が不足します。
何が起きたのか、どの操作が自分のものではないのか、いつ気づいたのかを時系列で整理して送ることが重要です。
電話による問い合わせについては、内容によって対応できないものがあります。
ログインに関する問い合わせなどでは、自動音声から公式ヘルプや問い合わせフォームのURLを記載したSMSが送られる場合があります。
不審な電話番号や非公式サイトへ個人情報を送らず、必ずメルカリの公式アプリまたは「help.jp.mercari.com」の公式ヘルプから問い合わせてください。
問い合わせ前に残しておきたい証拠
乗っ取り被害が疑われる場合は、操作履歴や請求情報を記録しておくことが重要です。
第三者による出品や取引を削除する前に、確認できる範囲で証拠を保存します。
| 保存するもの | 確認に役立つ内容 |
|---|---|
| ログイン通知 | 日時、端末、通知内容 |
| ログイン履歴 | 知らない端末やログイン状態 |
| 登録情報変更メール | メールアドレス・電話番号変更の通知 |
| 購入・決済履歴 | 商品名、金額、日時、決済方法 |
| 出品・取引画面 | 不正出品、商品ID、取引相手 |
| カード明細 | 利用日、金額、加盟店表示 |
| SMS・メール | フィッシングサイトへの誘導内容 |
| 不審サイトの情報 | 表示されたURLや画面 |
保存時の注意点は次の通りです。
スクリーンショットに日時や金額が入るようにする
商品IDや取引情報を記録する
不審なメールやSMSをすぐに削除しない
カード会社への連絡日時も記録する
事務局から届いた回答を保存する
不審なWebサイトを再確認するために何度も開く必要はありません。
URLや画面を保存できている場合は、それ以上アクセスせず、入力した可能性がある情報を速やかに変更してください。
また、被害状況によっては警察へ相談する際にも記録が必要になります。
金銭被害がある、本人情報が悪用されている、詐欺取引に利用されているなど深刻な場合は、メルカリやカード会社への連絡だけでなく、警察の相談窓口も検討します。
罰則や返金の可否を利用者側で判断することはできません。
事務局、決済事業者、警察などが個別状況を確認して対応します。
不審なメールやSMSから乗っ取られた場合

メルカリを装ったメールやSMSには、「アカウントが停止される」「本人確認が必要」「売上金の有効期限が切れる」「不正ログインがあった」などと不安をあおり、偽サイトへ誘導するものがあります。
公式のように見えるページでも、URLや送信元を確認せずログイン情報を入力してはいけません。
| フィッシングの特徴 | 注意点 |
|---|---|
| 対応を急がせる | 期限や利用停止を強調して操作させる |
| 認証コードを求める | 第三者がログインを完成させるために使う可能性がある |
| 不自然なURL | 公式ドメインに似せた偽サイトの可能性がある |
| 個人情報を大量に求める | カード情報や本人確認情報を盗む目的の可能性がある |
| 不自然な日本語 | 自動翻訳や偽装メールの可能性がある |
不審なサイトへ情報を入力した場合の対応は次の通りです。
ログイン中の不審な端末を強制ログアウトする
メルカリのパスワードを変更する
同じパスワードを使う他サービスも変更する
身に覚えのない決済履歴を確認する
不正決済があれば事務局へ問い合わせる
カード情報を入力した場合はカード会社へ連絡する
第三者から「本人確認のため認証コードを教えてください」と言われても、SMS認証コードを伝えてはいけません。
認証コードは、パスワードを知っている第三者がログインを完成させるために使う可能性があります。
制度背景として、メルカリ事務局や正規のサポートが、取引メッセージや外部SNSでパスワードや認証コードを聞き出すことは想定されません。
知らないと起きる問題は、パスワードを変更しただけでカード情報の漏えいを放置してしまうことです。
偽サイトへクレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードを入力した場合は、メルカリアカウントを保護するだけでなく、カード会社への連絡が必要です。
乗っ取り後に取引相手へ連絡する時の注意点
乗っ取りによって不正な購入、出品、発送通知、取引メッセージなどが行われていた場合、現在の取引相手にも事情を伝える必要があります。
ただし、取引相手とのやり取りだけで解決しようとせず、必ずメルカリ事務局にも連絡してください。
| 状況 | 対応 |
|---|---|
| 勝手に商品を購入された | 出品者へ事情を伝え、事務局へ問い合わせる |
| 勝手に商品を出品された | 購入者へ注意を伝え、事務局へ報告する |
| 発送通知が押された | 実際に発送していないことを伝える |
| 外部取引へ誘導されている | 相手に応じず、事務局へ報告する |
| 個人情報が送られている | 証拠を残し、事務局へ相談する |
取引相手への連絡では、必要以上に個人情報を伝えず、次の内容を簡潔に説明します。
アカウントが第三者に利用された可能性がある
該当の購入・出品・メッセージは自分の操作ではない
現在メルカリ事務局へ確認している
事務局から案内があるまで外部で返金・送金しない
第三者が取引相手を外部サイトやSNSへ誘導していた場合、相手にもリンクを開かないよう伝えた方がよいでしょう。
ただし、乗っ取り被害を理由に、取引相手へ直接銀行振込で返金したり、別の商品を送り直したりすると、メルカリの取引記録と一致しなくなる可能性があります。
キャンセル、返金、発送については事務局の案内に従ってください。
知らないと起きる問題は、取引相手から責任を追及され、焦って個別に金銭を支払ってしまうこと。
第三者の不正操作が疑われる場合は、証拠を保存し、メルカリ上の正式な手続きを利用してください。
乗っ取り後に警察へ相談すべきケース

メルカリアカウントを乗っ取られただけで、すべてのケースで警察への届出が必要になるとは限りません。
しかし、金銭被害、個人情報の悪用、不正出品、詐欺行為などが確認された場合は、警察への相談を検討します。
| 状況 | 警察相談を検討する理由 |
|---|---|
| 高額な不正決済がある | 財産的被害が発生している |
| 本人名義で詐欺出品された | 他の利用者が被害を受ける可能性がある |
| 住所や本人情報を悪用された | 別の犯罪に使われる可能性がある |
| 脅迫や金銭要求を受けた | 安全上の問題がある |
| 事務局やカード会社から届出を案内された | 調査で受理番号などが必要になる場合がある |
相談時に用意するものは次の通りです。
本人確認書類である
不正ログイン通知である
取引・決済・カード利用の明細である
メルカリ事務局とのやり取りである
不審なメールやSMSである
不正出品・取引画面の記録である
緊急性がない場合は、最寄りの警察署や警察相談専用窓口へ相談します。
具体的な届出方法や必要書類は、被害内容や地域によって異なります。
自治体によって異なる場合がありますが、消費生活上のトラブルについては消費生活センターへ相談できる場合もあります。
警察へ相談するか迷っている場合でも、証拠を消さずに保存しておくことが重要です。
事務局や決済事業者の調査結果によって、後から相談が必要になる可能性があります。
アカウントを取り戻した後に確認すること
ログインを復旧できても、そこで対応を終えてはいけません。
第三者が登録情報、配送先、銀行口座、決済手段、プロフィールなどを変更している可能性があります。
| 確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
| ログイン履歴 | 不審な端末が残っていないか |
| パスワード | 新しい固有のものになっているか |
| メール・電話番号 | 自分の現在の情報か |
| 本人情報・住所 | 勝手に変更されていないか |
| 銀行口座 | 知らない口座がないか |
| 決済方法 | 知らないカードや設定がないか |
| 購入・出品履歴 | 不正操作が残っていないか |
| メルペイ・メルカード | 不審な利用がないか |
復旧後の対応は次の通りです。
不審な端末をすべてログアウトする
パスワードを再度見直す
同じパスワードを使う他サービスを変更する
メールアカウントの安全性を確認する
配送先・発送元・銀行口座を見直す
不正な取引や決済を事務局へ報告する
数日間は利用履歴や通知を継続して確認する
アカウントを取り戻した直後は、第三者が再ログインを試みる可能性があります。
身に覚えのない認証コードやログイン通知が届いた場合は、コードを誰にも教えず、ログイン履歴を再確認してください。
また、売上金やメルペイ残高が不正利用されていなくても、配送先住所や氏名などの個人情報を閲覧された可能性があります。
不審な郵便物、電話、SMS、メールにも注意してください。
メルカリ乗っ取りのトラブル整理表

メルカリを乗っ取られた時は、ログイン可否と不正利用の有無によって対応を分けると整理しやすくなります。
| 状況 | 起きる問題 | 最初に行う対処 |
|---|---|---|
| 不審なログイン通知だけ届いた | 第三者がログインした可能性がある | ログイン履歴を確認する |
| 知らない端末がログイン中 | アカウントを操作される可能性がある | 強制ログアウトする |
| まだ自分でログインできる | 被害拡大のおそれがある | 端末ログアウト後にパスワードを変える |
| メール・電話番号が変わった | 本人が認証できない | アカウント復旧を試す |
| 完全にログインできない | 自分で保護操作ができない | 復旧後、解決しなければ事務局へ問い合わせる |
| 知らない商品が購入された | 代金や配送トラブルが発生する | 証拠保存後に事務局へ報告する |
| メルペイを不正利用された | 残高や後払いの被害が出る | 利用停止と問い合わせを行う |
| 登録カードを不正利用された | カード請求が発生する | カード会社へ停止・調査を依頼する |
| 勝手に出品された | 購入者が被害を受ける可能性がある | 事務局と取引相手へ連絡する |
| 個人情報が変更・閲覧された | 別の不正利用に発展する可能性がある | 登録情報を確認し、証拠を保存する |
優先する対応は次の通りです。
第三者のログイン状態を解除する
パスワードと連絡先を保護する
金銭被害の有無を確認する
カードや決済機能を停止する
取引・決済の証拠を保存する
メルカリ事務局へ詳しい状況を送る
必要に応じてカード会社・通信事業者・警察へ相談する
最も避けたいのは、原因が分からないからと何もせず待つことです。
乗っ取りが継続している場合、待っている間にパスワードや電話番号を変更され、ログインできなくなる可能性があります。
FAQ

メルカリから身に覚えのないログイン通知が来たら乗っ取りですか?
必ず乗っ取りとは限りません。
自分の別端末、ブラウザ版、機種変更後のログインなどが通知されている可能性があります。
ただし、心当たりのない端末や日時であれば、ログイン履歴を確認し、不審な端末を強制ログアウトしてください。
メルカリを乗っ取られたら最初に何をすればいいですか?
まだログインできる場合は、ログイン履歴から知らない端末を強制ログアウトし、その後パスワードを変更します。
続いてメールアドレス、電話番号、購入履歴、出品履歴、メルペイ利用履歴などを確認してください。
乗っ取られてログインできない場合はどうしますか?
ログイン画面で通常の操作を進め、認証できない時に表示される「アカウント復旧へ」から本人確認を試します。
本人確認後、現在の電話番号やメールアドレスへ更新してログインできる場合があります。
アカウント復旧ができない場合はどこへ問い合わせますか?
メルカリ公式ヘルプの「ログインができない場合のお問い合わせ方法」から進みます。
ログインできない状態でも問い合わせ可能です。
登録していた氏名、電話番号、メールアドレス、不正利用の内容などを詳しく記載してください。
乗っ取りで勝手に商品を購入された場合はキャンセルできますか?
取引状況によって対応が異なります。
取引相手へ第三者利用の可能性を伝え、メルカリ事務局へ不正利用として問い合わせてください。
自己判断で外部送金や直接返金をせず、事務局の案内に従いましょう。
メルペイやメルカードを不正利用された場合はどうしますか?
メルカードの場合は利用停止を行い、メルカリ事務局へ問い合わせます。
他社のクレジットカードやキャリア決済が使われた場合は、カード会社または通信事業者へ連絡し、利用停止と調査を依頼してください。
不正利用されたお金は返金されますか?
返金の可否は、不正利用の状況、決済方法、調査結果などによって異なります。
公式情報が確認できないため、すべての被害が必ず返金されるとは断定できません。
事務局やカード会社の調査結果を確認してください。
パスワードを変えるだけで乗っ取り対策は完了しますか?
十分とは限りません。
知らない端末がログイン中であれば強制ログアウトし、メールアドレス、電話番号、配送先、銀行口座、購入・出品・決済履歴も確認してください。
メールアカウント自体のパスワード変更も必要になる場合があります。
乗っ取り後に新しいメルカリアカウントを作ってもいいですか?
元のアカウントを放置して新しいアカウントを作るべきではありません。
メルカリでは一人で複数のアカウントを登録・所持する行為が禁止されています。
まずアカウント復旧または事務局への問い合わせを行ってください。
メルカリを名乗る相手に認証コードを聞かれたら教えてもいいですか?
教えてはいけません。
SMS認証コードは第三者がログインを完了するために悪用する可能性があります。
事務局を名乗る相手でも、取引メッセージ、SMS、SNSなどでパスワードや認証コードを伝えないでください。
まとめ
メルカリを乗っ取られた可能性がある場合は、被害の確認より先にアカウントを保護することが重要です。
まだログインできるなら、ログイン履歴から知らない端末を強制ログアウトし、パスワードを変更してください。
その後、メールアドレス、電話番号、配送先、銀行口座、購入・出品履歴、メルペイやメルカードの利用履歴を確認します。
すでにログインできない場合は、ログイン画面の「アカウント復旧へ」から本人確認を行い、現在の電話番号やメールアドレスへの更新を試します。
復旧できない場合でも、ログインできない人向けの公式フォームから事務局へ問い合わせ可能です。
不正決済がある場合は、メルカリだけでなくカード会社や通信事業者にも連絡し、証拠を保存したうえで必要に応じて警察へ相談してください。