メルカリで気になる商品を安く購入したい時に利用できるのが「値下げ依頼」です。
しかし、商品ページを開いても値下げ依頼ボタンがない、以前は表示されていたのに消えた、ほかの商品では使えるのに特定の商品だけ利用できない、といったケースがあります。
値下げ依頼はすべての商品で利用できる機能ではありません。
300円以下の商品、メルカリShopsの商品、SOLD OUTの商品、オークション形式の商品では、値下げ依頼ボタンが表示されないことがメルカリ公式で明記されています。
また、出品者が値下げ依頼を承諾しても、その商品を依頼者だけが購入できるわけではありません。
この記事では、メルカリで値下げ依頼が表示されない原因、ボタンが消えるケース、依頼後の仕組み、利用できない時の代替方法まで、重要なポイントに絞って詳しく解説します。
メルカリの「値下げ依頼」とは?

値下げ依頼とは、購入を検討している商品について、購入者が希望価格を入力して出品者へ値下げをお願いできる機能です。
出品者が依頼内容を確認し、「売る」を選択すると商品価格が変更され、依頼した購入者へ通知が届きます。
ただし、値下げ依頼を送っただけで価格が自動的に下がるわけではありません。
最終的に値下げするかどうかは出品者が判断します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用者 | 商品を購入したい人 |
| 操作場所 | 商品詳細画面の「値下げ依頼」 |
| 入力する内容 | 希望する購入価格 |
| 値下げの判断 | 出品者が決める |
| 承諾された場合 | 商品価格が変更され、購入者へ通知される |
| 購入の確約 | されない |
値下げ依頼の基本的な流れは次の通りです。
商品詳細画面で「値下げ依頼」を選択する
希望する価格を入力する
「値下げを依頼する」を選択する
出品者が依頼内容を確認する
出品者が承諾すると商品価格が変更される
購入者へお知らせが届く
重要なのは、値下げ依頼が「購入予約」ではないことです。
出品者が値下げを承諾しても、商品はほかの利用者も購入できます。
値下げ依頼をした本人だけの専用商品にはならないため、購入したい場合は承諾通知を確認した後、早めに購入手続きを行う必要があります。
値下げ依頼ボタンが表示されない主な原因
メルカリ公式では、値下げ依頼ボタンが表示されない商品を明確に案内しています。
| 商品・状態 | 値下げ依頼 |
|---|---|
| 300円以下の商品 | 表示されない |
| メルカリShopsの商品 | 表示されない |
| SOLD OUTの商品 | 表示されない |
| オークション形式の商品 | 表示されない |
| 通常出品の商品 | 条件を満たせば表示される |
まずは商品ページを確認し、どれかに該当していないか確認します。
条件を整理すると次の通りです。
販売価格が300円以下ではない
メルカリShopsの商品ではない
すでに売り切れていない
オークション形式ではない
この4つのどれかに該当している場合、アプリの不具合ではなく仕様によって値下げ依頼ボタンが表示されていない可能性が高くなります。
特に注意したいのが、オークション形式です。
通常出品では購入希望者が値下げをお願いできますが、オークションでは入札によって価格が決まります。
そのため、通常商品の値下げ依頼とは仕組みが異なります。
300円以下の商品では値下げ依頼できない

メルカリでは、300円以下の商品に「値下げ依頼」ボタンは表示されません。
メルカリの通常出品では300円が最低販売価格となるため、それ以上価格を下げる値下げ依頼を行えないためです。
| 販売価格 | 値下げ依頼 |
|---|---|
| 300円 | 表示されない |
| 300円未満 | 通常出品の販売価格として設定不可 |
| 300円超 | ほかの条件を満たせば利用可能 |
つまり、300円の商品を見て「ほかの商品では値下げ依頼ボタンがあるのに、この商品だけない」と感じても、不具合ではありません。
300円の商品をさらに安くしてもらうことは通常の値下げ機能ではできないため、その価格で購入するかどうかを判断する必要があります。
メルカリShopsの商品では値下げ依頼できない
メルカリShopsの商品には、通常の個人出品商品で利用できる値下げ依頼ボタンが表示されません。
メルカリShopsは、ショップが商品を販売する仕組みであり、通常の個人間取引とは機能の一部が異なります。
| 通常のメルカリ商品 | メルカリShops |
|---|---|
| 値下げ依頼を利用できる場合がある | 値下げ依頼対象外 |
| コメントによる交渉が行われる場合がある | ショップごとの販売方法になる |
| 個人の出品者が中心 | ショップとして販売 |
商品ページを見た時に値下げ依頼がない場合は、出品者欄などを確認し、メルカリShopsの商品ではないか確認してください。
「値下げ依頼が表示されない=自分のアカウントの問題」とは限りません。
ほかの通常商品には値下げ依頼が表示されるのに、特定の商品だけ表示されない場合、その商品自体が対象外になっている可能性を最初に考える必要があります。
オークション形式の商品では値下げ依頼できない
メルカリのオークション形式の商品には、値下げ依頼ボタンは表示されません。
通常の商品では出品者が販売価格を決めますが、オークションでは購入希望者が入札し、その結果によって価格が決まります。
| 通常出品 | オークション |
|---|---|
| 販売価格が固定されている | 入札によって価格が変わる |
| 値下げ依頼を利用できる場合がある | 値下げ依頼は利用できない |
| 購入ボタンから購入する | 入札して落札を目指す |
そのため、オークション商品で「値下げ依頼が消えた」と感じても、商品が通常出品からオークション形式へ変更されていないか確認する必要があります。
また、オークション形式では、入札後に出品者が自由に販売価格を変更することもできません。
メルカリ公式では、オークション商品は入札前であれば価格変更できますが、入札後は価格変更できないと案内しています。
値下げ交渉を前提に商品を探している場合は、通常出品の商品を選ぶ必要があります。
SOLD OUTになると値下げ依頼ボタンは消える

商品がほかの利用者に購入されてSOLD OUTになると、値下げ依頼ボタンは表示されなくなります。
商品ページを開いた時には販売中だったとしても、その後ほかの購入者が先に購入すれば値下げ依頼はできません。
| 商品状態 | 値下げ依頼 |
|---|---|
| 販売中 | 条件を満たせば可能 |
| 購入手続き中・売却済み | 利用不可 |
| SOLD OUT | 表示されない |
特に人気商品では、値下げ依頼を検討している間にほかの利用者が購入する可能性があります。
また、値下げ依頼を送信済みであっても、承諾される前に商品が売れれば購入できません。
「値下げ依頼を出したから商品を確保できた」と考えないことが重要です。
値下げ依頼を承諾されたのにボタンや通知が消えた原因
値下げ依頼が承諾されると、購入者にはお知らせが届き、「やることリスト」にも追加されます。
しかし、一定の条件になるとやることリストから削除されます。
メルカリ公式では、次の場合に値下げ依頼に関する表示がやることリストから削除されると案内しています。
値下げ依頼が承諾されてから24時間以内に購入しなかった場合
出品者が再び商品価格を変更した場合
商品が売り切れた場合
整理すると次の通りです。
| 状況 | 結果 |
|---|---|
| 承諾後24時間以内 | 購入可能 |
| 24時間以内に購入しなかった | やることリストから削除 |
| 出品者が再度価格変更 | 依頼表示が削除 |
| 他の購入者が購入 | SOLD OUTになり購入不可 |
ここで特に重要なのが「24時間」です。
値下げ依頼が承諾されたからといって、いつまでもその価格で購入できる保証はありません。
また、値下げ依頼による価格変更は、依頼した本人だけに適用される特別価格ではありません。
ほかの利用者も購入できます。
安くなったことを確認してから考えようとしている間に、別の購入者に買われる可能性があります。
値下げ依頼を送った人だけが購入できるわけではない
値下げ依頼機能で最も誤解されやすいポイントが、値下げ後の商品を誰が購入できるのかです。
出品者が依頼を承諾して価格を下げても、値下げ依頼を送った利用者専用の商品にはなりません。
メルカリ公式でも、値下げ依頼が承諾された商品は他の購入者も購入可能と案内しています。
| 状況 | 購入できる人 |
|---|---|
| 値下げ依頼前 | すべての利用者 |
| 値下げ依頼中 | すべての利用者 |
| 値下げ承諾後 | すべての利用者 |
| 別の人が先に購入 | 依頼者は購入不可 |
条件を整理すると次の通りです。
値下げ依頼は取り置き機能ではない
承諾されても購入権が確保されるわけではない
専用出品へ自動変更されるわけではない
購入は先に購入手続きを完了した人が優先される
値下げ依頼を送った後も、商品を本当に欲しいのであれば通知を確認しておく必要があります。
出品者側で値下げ依頼が表示されない場合

出品者側では、購入希望者から値下げ依頼が届くと「お知らせ」に通知されます。
通知を開き、「確認をする」を選択すると依頼一覧を確認できます。
出品者は「売る」または「売らない」を選べます。
| 出品者の操作 | 結果 |
|---|---|
| 「売る」 | 価格変更画面へ進む |
| 価格を変更 | 依頼者へ承諾通知 |
| 「売らない」 | 依頼一覧から削除 |
| 商品が売れる | 依頼対応不要 |
値下げ依頼があったはずなのに一覧から消えている場合、すでに「売らない」を選択した、商品が売れたなど、依頼自体が有効ではなくなっている可能性があります。
なお、値下げ依頼を受けたからといって、出品者に値下げ義務はありません。
メルカリでは通常のコメントによる値下げ交渉についても、値下げするかどうかは出品者の判断に任せると案内しています。
値下げ依頼ボタンがない場合はコメントで交渉できる?
値下げ依頼ボタンが表示されない商品でも、通常の商品でコメント欄が利用できる場合は、出品者へ値下げできるか質問する方法があります。
メルカリ公式でも、出品中の商品について購入希望者からコメントで値下げ要望が行われる場合があり、値下げに応じるかどうかは出品者の判断と案内しています。
コメントする場合は、曖昧な表現より具体的な希望価格を伝えた方が分かりやすくなります。
たとえば、
「購入を検討しています。1,800円までお値下げ可能でしょうか」
といった形です。
ただし、次の点には注意が必要です。
値下げを何度も要求しない
大幅な値下げを当然のように求めない
断られた場合は繰り返し交渉しない
値下げされたら必ず自分だけが買えるとは考えない
出品者には値下げする義務がありません。
値下げ依頼ボタンがないからといって、コメントで強く値下げを要求するのは避ける必要があります。
値下げ依頼と「いいね!した商品の値下げ通知」は別機能
「値下げ依頼」と、「いいね!した商品の値下げ通知」は別の機能です。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 値下げ依頼 | 購入者から出品者へ希望価格を伝える |
| 値下げ通知 | 出品者が一定額以上値下げした時などに通知される |
| コメント交渉 | コメント欄で価格について相談する |
メルカリには、いいね!を付けた商品の価格が一定額以上下がった時に「あなたへのお知らせ」へ通知する機能があります。
つまり、「値下げ依頼ボタンが表示されない」と「値下げ通知が来ない」は別の問題です。
値下げ依頼は自分から出品者へ希望価格を提示する機能ですが、値下げ通知は出品者が価格変更した結果を知らせる機能になります。
似た名前の機能を混同しないことが重要です。
アプリやWebの不具合で表示されない場合は?
公式上の対象外条件に当てはまらない通常商品なのに値下げ依頼が表示されない場合は、一時的な表示不具合も考えられます。
値下げ依頼はアプリだけでなくWebサイトからも利用できます。
そのため、次の順番で確認します。
商品が300円超の通常出品か
SOLD OUTになっていないか
オークション形式ではないか
メルカリShopsではないか
商品ページを再読み込みする
アプリを終了して再起動する
メルカリアプリを最新版へ更新する
Web版でも同じ商品を確認する
特定の商品だけ表示されない場合は、商品側の条件が原因である可能性が高くなります。
反対に、以前まで表示されていた複数の商品で一斉にボタンが表示されなくなった場合は、アプリの一時的な表示不具合なども考えられます。
公式の対象外条件にも該当せず、アプリとWebのどちらでも利用できない場合は、メルカリ事務局へ問い合わせる方法があります。
「価格設定なし出品」の機能と混同しない

以前のメルカリには、出品者が販売価格を決めず、購入希望者が希望価格を提案する「価格設定なしで出品」という機能がありました。
しかし、この機能はすでに提供を終了しています。
メルカリ公式によると、新規の価格設定なし出品は順次終了し、2025年6月30日には出品中の商品も通常商品へ変更されています。
| 機能 | 現在 |
|---|---|
| 値下げ依頼 | 提供中 |
| 価格設定なし出品 | 終了 |
| コメントによる価格交渉 | 利用可能 |
| 通常の商品価格変更 | 出品者が可能 |
過去の記事やSNSを見ると「希望価格を提案する」という古い画面が紹介されていることがあります。
現在の値下げ依頼機能とは異なるため、古い情報を参考にして「ボタンが消えた」と判断しないよう注意してください。
値下げ依頼が表示されない時のトラブル整理表
| 状況 | 起きる問題 | 原因 |
|---|---|---|
| 300円の商品 | 値下げ依頼ボタンがない | 対象外商品 |
| メルカリShops | 値下げ依頼できない | 機能対象外 |
| オークション商品 | ボタンがない | 入札で価格を決める仕組み |
| SOLD OUT商品 | ボタンが消えた | すでに購入された |
| 承諾後24時間経過 | やることリストから消える | 購入期限を過ぎた |
| 承諾後に価格変更 | 依頼表示が消える | 出品者が再度価格を変更 |
| 承諾後に他人が購入 | 購入できない | 専用販売ではない |
| 通常商品なのに表示されない | 値下げ依頼できない | 表示不具合などの可能性 |
値下げ依頼が表示されない時は、次の順番で確認するのが効率的です。
販売価格
通常出品かオークションか
メルカリShopsではないか
SOLD OUTになっていないか
承諾済みなら24時間を過ぎていないか
アプリを更新・再起動する
Web版でも確認する
これだけで、多くのケースは原因を切り分けられます。
FAQ

メルカリの値下げ依頼ボタンがないのはなぜですか?
300円以下の商品、メルカリShopsの商品、SOLD OUTの商品、オークション形式の商品では、値下げ依頼ボタンは表示されません。
まず商品価格と出品形式を確認してください。
300円の商品は値下げ依頼できませんか?
できません。
メルカリ公式では、300円以下の商品には値下げ依頼ボタンが表示されないと案内されています。
オークションの商品に値下げ依頼できますか?
できません。
オークション形式の商品は値下げ依頼の対象外です。
入札によって購入価格が決まります。
値下げ依頼が承諾されたら自分専用になりますか?
なりません。
出品者が値下げを承諾した後も、ほかの利用者が商品を購入できます。
購入を希望する場合は早めに購入手続きを行う必要があります。
値下げ依頼が承諾されたのに消えたのはなぜですか?
承諾から24時間以内に購入しなかった、出品者が再度価格を変更した、ほかの利用者が購入した、のいずれかが考えられます。
値下げ依頼ボタンがなくてもコメントで交渉できますか?
通常商品でコメント欄が利用できる場合は、出品者へ値下げ可能か相談できます。
ただし、値下げするかどうかは出品者の判断です。
値下げ依頼はアプリだけの機能ですか?
いいえ。
メルカリ公式では、値下げ依頼はアプリ・Webサイトのどちらでも利用できると案内されています。
まとめ
メルカリで値下げ依頼が表示されない場合、最初に確認したいのは商品の種類と状態です。
300円以下の商品、メルカリShopsの商品、SOLD OUTの商品、オークション形式の商品には値下げ依頼ボタンが表示されません。
また、値下げ依頼が承諾されても商品が取り置きされるわけではなく、ほかの購入者も購入できます。
承諾後24時間以内に購入しなかった場合や、出品者が価格を再変更した場合、商品が売り切れた場合には、やることリストから依頼表示が消えます。
対象条件を満たす通常商品なのにボタンがない場合は、アプリの再起動・更新、Web版での確認を行います。
それでも利用できない場合はメルカリ事務局への問い合わせを検討してください。
値下げ依頼ボタンが使えない場合でも、通常商品であればコメント欄から価格交渉できる場合があります。
ただし、値下げに応じるかどうかは出品者の判断であり、承諾後も購入を確約する機能ではない点を理解して利用することが重要です。
