楽天ラクマで商品代金を支払った後に取引をキャンセルすることになった場合、
「支払ったお金は返金される?」
「クレジットカードならいつ戻る?」
「コンビニで現金払いした場合はどうやって返金される?」
など、返金について気になることがあります。
楽天ラクマではクレジットカードだけでなく、コンビニ、郵便局・銀行ATM、FamiPay、ラクラクあと払い(ペイディ)、楽天ポイント・楽天キャッシュ、ラクマポイントなど複数の支払い方法があります。
支払い方法によって、キャンセル後のお金の戻り方は同じではありません。
また、「キャンセルを申請した時点」と「実際に取引のキャンセル処理が完了した時点」も分けて考える必要があります。
この記事では、楽天ラクマで取引をキャンセルした場合に返金されるのか、支払い方法ごとの返金方法やいつ戻るのか、返金されない場合の注意点を解説します。
取引キャンセルが完了すれば購入者へ返金される?

楽天ラクマでは、取引のキャンセルが正式に完了すると、支払った商品代金は購入者へ返金されます。
ただし、購入者が「キャンセルしたい」と伝えたり、キャンセル申請を送信したりしただけで、すぐに返金されるわけではありません。
通常のキャンセルでは、出品者・購入者双方がキャンセルに合意し、楽天ラクマカスタマーサポートによるキャンセル処理が完了した後に返金されます。
返金方法は、購入時に利用した支払い方法によって次のように異なります。
| 購入時の支払い方法 | キャンセル後の返金方法 |
|---|---|
| クレジットカード | カード決済を取り消し |
| コンビニ | 銀行振込 |
| 郵便局・銀行ATM | 銀行振込 |
| FamiPay | FamiPay決済を取り消し |
| ラクラクあと払い(ペイディ) | ペイディの決済処理を取り消し |
| 楽天キャッシュ | 楽天キャッシュへ返還 |
| 楽天ポイント(通常) | 楽天ポイント口座へ返還 |
| 楽天ポイント(期間限定) | 有効期限内なら楽天ポイント口座へ返還 |
| ラクマポイント | 原則、キャンセル日の翌営業日中に返還 |
| 複数の方法を併用 | それぞれの支払い方法に応じて返金 |
| 売上金を利用した支払い | 楽天キャッシュへ返還 |
楽天ラクマでは、購入者が好きな返金方法を選択することはできません。
クレジットカード払いは決済が取り消される
クレジットカードで商品代金を支払っていた場合、キャンセル後に楽天ラクマカスタマーサポートがカード決済の取り消し処理を行います。
そのため、基本的には購入者が返金先の銀行口座などを登録する必要はありません。
ただし、カードの締め日とキャンセルのタイミングによって表示のされ方が異なります。
請求確定前なら決済自体が取り消される
カード会社側で請求が確定する前にキャンセル処理が反映されれば、利用明細上で決済が取り消される形になることがあります。
この場合、「一度引き落とされてから返金」という流れにならないこともあります。
すでに請求が確定している場合
キャンセルのタイミングによっては、すでにカード会社側で請求が確定している場合があります。
楽天ラクマ公式ガイドでは、この場合はカード会社から代金が相殺されるため、翌月の利用明細とあわせて確認するよう案内しています。
つまり、
「キャンセル完了=その日のうちに銀行口座へ現金が戻る」
とは限りません。
カード会社の締め日や請求処理によっては、一度請求された後、翌月以降の請求額との相殺などで反映される場合があります。
具体的な返金時期が分からない場合は、利用しているクレジットカード会社へ確認しましょう。
コンビニ・郵便局・銀行ATM払いは銀行振込で返金される

コンビニ払いや郵便局・銀行ATMで商品代金を支払った場合は、クレジットカードのように決済を取り消す方法ではありません。
キャンセル後、銀行振込によって返金されます。
返金には銀行口座の情報が必要です。
楽天ラクマでは取引ごとに返金手続きを行うため、対象となる購入者へ返金先口座の情報を別途確認します。
したがって、
「コンビニで現金を支払ったから、コンビニのレジで現金を返してもらう」
という仕組みではありません。
楽天ラクマからの案内を確認し、必要な銀行口座情報を登録・連絡して返金を受けます。
FamiPay払いはFamiPayの決済が取り消される
FamiPayで支払った場合は、取引キャンセル後にFamiPayの決済取り消しが行われます。
返金状況は、FamiPayのマイページにある**[FamiPay履歴]**から確認できます。
キャンセル後しばらく経ってもFamiPay履歴に反映されない場合は、楽天ラクマ公式ガイドではFamiPayへ問い合わせるよう案内しています。
コンビニ払いとFamiPay払いは、同じファミリーマートを利用する場合でも返金方法が異なるため混同しないようにしましょう。
ペイディ払いは決済処理が取り消される
ラクラクあと払い(ペイディ)を利用した場合は、キャンセル後にペイディの決済処理が取り消されます。
ただし、キャンセルするタイミングによっては、すでにペイディ側で請求が確定している場合があります。
請求確定後の返金方法について、楽天ラクマはペイディへ確認するよう案内しています。
そのため、キャンセルが完了しているのにペイディの請求に商品代金が残っている場合は、ラクマ側のキャンセル完了通知を確認したうえで、ペイディ側の請求状況も確認しましょう。
楽天キャッシュで支払った場合は楽天キャッシュへ戻る

商品購入時に楽天キャッシュを利用した場合、キャンセル後は順次楽天キャッシュへ返還されます。
現金として銀行口座へ直接返金されるわけではありません。
例えば、
楽天キャッシュ5,000円で商品を購入 → 取引キャンセル → 楽天キャッシュへ返還
という流れです。
「楽天キャッシュで払ったけれど、現金で銀行口座へ返してほしい」といったように、購入者がキャンセル時の返金方法を指定することはできません。
楽天ポイントは通常ポイントと期間限定ポイントで注意点が違う
楽天ポイントを利用していた場合も、キャンセル後にポイントが返還されます。
ただし、通常ポイントと期間限定ポイントでは扱いが異なるため注意してください。
| 利用したポイント | キャンセル後 |
|---|---|
| 通常ポイント | 順次楽天ポイント口座へ返還 |
| 期間限定ポイント | ポイント利用期限内なら順次返還 |
| 有効期限を過ぎた期間限定ポイント | 返還されない |
特に注意したいのが期間限定ポイントです。
商品を購入した時点では有効期限内だったとしても、キャンセル時点ですでに利用期限を過ぎていれば返還されません。
例えば、有効期限当日に期間限定ポイントを使って購入し、数日後にキャンセルになった場合、キャンセル時には期限切れとなっている可能性があります。
期間限定ポイントを多く利用した取引をキャンセルする場合は、ポイントの有効期限も確認しておきましょう。
ラクマポイントはいつ戻る?
ラクマポイントを支払いに利用していた場合は、取引がキャンセルになった日の翌営業日中にラクマポイントとして返還されます。
ただし、返還対象になるのは有効期限内のポイントです。
キャンセル時点で有効期限を過ぎているラクマポイントは失効します。
そのため、「キャンセルが完了したのにポイントがすぐ戻ってこない」という場合でも、キャンセル当日に反映されていないだけなら、まず翌営業日中まで確認してみましょう。
複数の支払い方法を併用した場合はどう返金される?

楽天ラクマでは、楽天ポイント・楽天キャッシュ・ラクマポイントと、クレジットカードなどの支払い方法を組み合わせて支払うことができます。
複数の支払い方法を利用した取引がキャンセルされた場合は、それぞれの支払い方法に応じて返金されます。
例えば、
| 支払い内容 | キャンセル後 |
|---|---|
| 楽天ポイント1,000円 | 楽天ポイントへ返還 |
| 楽天キャッシュ2,000円 | 楽天キャッシュへ返還 |
| クレジットカード7,000円 | カード決済を取り消し |
というように、一つの方法へまとめて10,000円が返金されるわけではありません。
そのため、併用払いをしていた場合は、楽天ポイント・楽天キャッシュ・カード利用明細など、それぞれの返還状況を確認する必要があります。
売上金を使って購入した場合は「売上金」には戻らない
以前のラクマでは売上金を利用した支払いもありましたが、現在は売上金を楽天キャッシュへチャージして商品購入時の支払いに利用する仕組みです。
楽天ラクマ公式ガイドでは、売上金を利用した取引がキャンセルになった場合、楽天キャッシュへ返還され、ラクマの売上金には返還されないと案内しています。
ここは「元の売上金に戻る」と勘違いしやすいポイントです。
キャンセル後にラクマの売上金残高が増えていなくても、楽天キャッシュ側へ返還されている可能性があります。
返金はいつ戻る?支払い方法によって異なる
「キャンセルから何日で返金されるのか」は、支払い方法によって異なります。
楽天ラクマが具体的な返還時期を明記しているものもありますが、すべての支払い方法について一律に「○日以内」と定められているわけではありません。
| 支払い方法 | 返金・反映時期の考え方 |
|---|---|
| クレジットカード | カード会社の締め日・処理状況によって異なる |
| コンビニ・郵便局/銀行ATM | 口座情報確認後、銀行振込で返金 |
| FamiPay | 決済取り消し後、FamiPay履歴を確認 |
| ペイディ | 決済取り消し。請求確定後はペイディへ確認 |
| 楽天キャッシュ | 順次返還 |
| 楽天ポイント | 条件を満たせば順次返還 |
| ラクマポイント | キャンセル日の翌営業日中 |
特にクレジットカードについては、キャンセル処理が終わっていても、カード会社側の処理によって利用明細への反映に時間がかかることがあります。
したがって、「ラクマでキャンセル完了と表示されたのに、その日のうちに返金されない=返金トラブル」ではありません。
まず購入時の支払い方法に応じた返金先を確認しましょう。
キャンセル申請をしただけでは返金は始まらない
購入者がキャンセル申請を行った場合でも、申請した瞬間に返金されるわけではありません。
例えば、商品ページに設定された「発送日の目安」から3日以上経過しても発送通知がない場合、条件を満たせば購入者の取引ページに[取引キャンセル申請を送信]が表示されます。
購入者が申請すると楽天ラクマが取引状況を確認し、キャンセル処理を進めます。
ただし、状況によってはキャンセル申請が却下されることもあります。
そのため、
キャンセル申請 → ラクマによる確認 → キャンセル完了 → 返金
という流れで考えると分かりやすいでしょう。
キャンセルが完了すると、登録メールアドレスやアプリ内のお知らせに案内が届きます。
商品を返品する場合はキャンセル前に返送する

すでに商品を受け取っていて返品したうえでキャンセルする場合は、手続きの順番にも注意してください。
楽天ラクマのキャンセル基準では、通常、
- 出品者・購入者双方がキャンセル・返品に合意している
- 出品者へ商品が返送されていることが客観的に確認できる
- 取引に関する話し合いが完結している
ことなどが確認されます。
また、出品者側から取引キャンセル申請を行う場合も、商品を返送する必要があるときは返送完了後にキャンセル申請するよう案内されています。
これは、キャンセル成立後には取引メッセージが利用できなくなるためです。
返品が必要な取引では、先にキャンセルだけを完了させるのではなく、返送方法や送料負担などを取引メッセージで話し合ってから手続きを進めましょう。
一部だけ返金してもらうことはできる?
楽天ラクマのキャンセル処理では、商品代金の一部だけを返金することはできません。
例えば、
「商品に小さな傷があったので1,000円だけ返金してほしい」
「送料500円分だけ返してほしい」
「出品者と購入者で商品代金を半分ずつ受け取りたい」
といった形の一部返金・折半返金には対応していません。
一部金額の返金を希望する場合は、当事者間で対応方法を相談するよう楽天ラクマは案内しています。
楽天ラクマによる正式なキャンセル・返金は、商品代金全体を対象とする仕組みとして考えておきましょう。
取引終了後はラクマからキャンセル・返金してもらえない

返金で特に注意したいのが、すでに取引が終了している場合です。
楽天ラクマでは、終了済みの取引について、カスタマーサポートによる取引キャンセルや返金はできません。
取引終了後に、
- 商品に問題が見つかった
- 返品することになった
- 出品者と返金について合意した
といった場合は、取引メッセージで相手と対応を話し合う必要があります。
取引メッセージを利用できない場合は、
[マイページ(サイドメニュー)]→[ヘルプ・その他]→[お問い合わせ]
から連絡するよう公式ガイドで案内されています。
購入者側は、商品に問題がある場合に安易に受取評価を済ませず、取引中の段階で出品者へ連絡することが重要です。
支払い前のキャンセルなら「返金」は発生しない
まだ商品代金を支払っていない段階で取引がキャンセルになった場合は、そもそも支払った商品代金がないため返金は発生しません。
コンビニ払いなどで支払い前の場合、商品代金の支払い期限は、購入申請の承認日または「すぐに購入可」の商品を購入した日から翌々日23時59分までです。
期限までに支払いが行われなければ、取引は自動的にキャンセルされます。
一方、すでに楽天ポイントやクーポンなどを利用する設定を確定している場合は、それぞれの返還条件も確認しておきましょう。
クーポンはキャンセル時に期限切れだと戻らない
商品購入時にクーポンを利用していた場合も注意が必要です。
楽天ラクマでは、取引がキャンセルになった時点でクーポンの有効期限を過ぎている場合、そのクーポンは返還されません。
また、有効期限を延長することもできません。
期間限定ポイントと同様に、
「購入したときは有効だった」
だけでは、キャンセル後に必ず戻るとは限りません。
期限の短いクーポンや期間限定ポイントを利用している取引では、キャンセルによって特典が失効する可能性も確認しておきましょう。
ラクマ公式ショップは購入者都合のキャンセルに注意
通常の個人間取引だけでなく、ラクマ公式ショップの商品を購入した場合はルールが異なる点にも注意してください。
ラクマ公式ショップでは、原則として購入者都合によるキャンセル・返品・交換を受け付けていません。
返品などの条件については、各ショップの特定商取引法に基づく表記などを確認する必要があります。
そのため、「キャンセルすれば返金される」という仕組みと、「購入者が自由にキャンセルできる」ということは別です。
通常のラクマ取引でも、取引開始後は原則キャンセル不可であり、取引状況などによってキャンセルできる場合があります。
キャンセル後に返金されないときの確認方法

キャンセルが完了したのに返金を確認できない場合は、まずどの方法で支払ったかを確認しましょう。
確認する順番は次のとおりです。
- 取引が「キャンセル申請中」ではなく、正式にキャンセル完了しているか確認
- 購入時の支払い方法を確認
- クレジットカードならカード利用明細を確認
- コンビニ・郵便局/銀行ATM払いなら返金先口座の確認案内を確認
- FamiPayなら**[FamiPay履歴]**を確認
- ペイディなら請求状況を確認
- 楽天キャッシュなら楽天キャッシュ残高を確認
- 楽天ポイントならポイント実績を確認
- ラクマポイントならキャンセル日の翌営業日中まで確認
- それでも確認できない場合は、支払い方法に応じて楽天ラクマや決済サービスへ問い合わせる
複数の支払い方法を併用している場合は、返金先も複数になるため、1か所だけを確認して「全額返ってきていない」と判断しないようにしましょう。
まとめ
楽天ラクマでは、取引のキャンセルが正式に完了すると、支払った商品代金は購入者へ返金されます。
- キャンセル申請しただけではなく、キャンセル処理の完了後に返金される
- クレジットカードは決済取り消しとなり、請求確定後は相殺される場合がある
- コンビニ・郵便局/銀行ATM払いは銀行振込で返金される
- FamiPayはFamiPayの決済取り消しとなる
- ペイディは決済処理が取り消される
- 楽天キャッシュは順次楽天キャッシュへ返還される
- 通常の楽天ポイントは順次返還される
- 期間限定ポイントは利用期限を過ぎていると返還されない
- ラクマポイントは原則キャンセル日の翌営業日中に返還される
- 併用払いは、それぞれの支払い方法に応じて返金される
- 一部返金や商品代金の折半返金にはラクマ側で対応できない
- 取引終了後は楽天ラクマによるキャンセル・返金はできない
返金が見当たらない場合は、まずキャンセルが正式に完了しているかを確認し、その後に購入時の支払い方法に応じた返金先を確認しましょう。
